松竹とトルネード・フィルムがタッグを組んで製作する注目作「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」(製作:ギララ製作委員会=松竹+衛星劇場+ウェッジ・ホールディングス+リバートップ+トルネード・フィルム+デフスターレコーズ+ファミマ・ドット・コム)の製作発表記者会見が29日午後、東京・築地の東劇ビル10階・大会議室で行われ、監督、キャスト、「怪獣ギララ」が出席した。
本作は、「いかレスラー」「かにゴールキーパー」「コアラ課長」の“動物三部作”や「ヅラ刑事」で知られる河崎実監督が、「日本以外全部沈没」に続く“世界破滅・三部作”の第二弾として描く、インターナショナル・パニック巨篇。1967年公開の「宇宙大怪獣ギララ」から約40年、世界の首脳たちが集まる洞爺湖でのG8サミット真っ最中、札幌近郊に中国の宇宙船が墜落。宇宙船に付着した胞子から、宇宙怪獣ギララが出現する―。
河崎監督は、「『宇宙大怪獣ギララ』は当時の怪獣ブームに便乗した作品で、マニアにとっては伝説的な怪獣だったが、ゴジラやガメラのようにはヒットしなかった不幸な怪獣。今回、松竹さんからも復活させようと言って頂き、昨年の『日本以外全部沈没』のヒットに便乗して今作るしかないと決断した。他の出演者は後日発表していく。怪獣映画は日本の伝統芸能、誇りだと思っている。CGには反対で、40年前と全く同じように作る。今年は怪獣ブームを作りたい」と意気込みを語った。
キャストは、政治風刺コントで注目を集めるコント集団「ザ・ニュースペーパー」の渡部又兵衛、松下アキラ、福本ヒデが持ち前の芸を活かして出演する。会見ではそれぞれ福田康夫首相、小泉純一郎元首相、安倍晋三元首相のキャラクターに扮してコメントし、会場を盛り上げた。
撮影は3月下旬から4月中旬の予定で行われ、6月に完成、7月7日から行われる北海道洞爺湖サミットに合わせて、「世界の要人」を集めてのワールド・プレミア完成披露試写会が予定されている。8月に北海道で先行上映後、9月から全国公開予定。配給・宣伝はトルネード・フィルム。
トルネード・フィルムの叶井俊太郎代表は、「製作費は『日本以外全部沈没』とあまり変わらないが、公開規模は大きくなる予定。既に、「ギララ」のスピンオフ企画も進行中で、世界情勢とあわせてパニック映画を作っていく予定」としている。
