
東宝配給「真夏のオリオン」(製作:テレビ朝日+東宝+博報堂DYメディアパートナーズ+バップ+小学館+木下工務店+デスティニー+日本出版販売+朝日放送+メ〜テレ/制作プロダクション:デスティニー+クロスメディア)の製作報告記者会見が22日午後、東京・成城の東宝スタジオ・11番ステージで行われ、小滝祥平プロデューサー、監修・脚色の福井晴敏、篠原哲雄監督、音楽の岩代太郎、主演の玉木宏、北川景子、堂珍嘉邦、平岡祐太、吉田栄作が出席した。
本作の原作は、池上司の「雷撃深度十九・五」(文春文庫刊)。実際に第二次世界大戦中に繰り広げられた数々の潜水艦の死闘をモチーフに、海上の米駆逐艦と海中の日本海軍の潜水艦という互いに顔を合わすことのない状況の中、ファイトマン・シップで戦い抜こうとする男たちの姿を、熱くスリリングに描いた戦争サスペンス。この物語をベースに、「亡国のイージス」「ローレライ」の福井晴敏が4年の沈黙を破って監修・脚色として参加、新たな人間ドラマとスペクタクルなアクションシーンを書き下ろし、大胆にして緻密に再構築して放つエンタテインメント超大作を映画化するもの。
「地下鉄に乗って」「山桜」「深呼吸の必要」などの篠原監督がメガホンを取り、大ヒット作「レッドクリフ」など世界で活躍するコンポーザー・岩代太郎が音楽を手掛ける。脚本は長谷川康夫/飯田健三郎。撮影に当たって、東宝スタジオ内に「イ‐77潜水艦」の巨大セットを建造。また、イ‐77潜と対峙する駆逐艦パーシバルは、当時実際に米海軍が使用していた駆逐艦で撮影を行い、さらに海原を走るシーンは、メキシコ海軍の協力を得て本物の駆逐艦を航行させるなど、日本映画初となる破格の協力態勢を得て迫力あるリアルな映像が追及された。現在最終仕上げ作業中で、6月13日(土)より全国東宝系で公開。
▼小滝Pの話 極限下に置かれた人間の本質を描いた映画「眼下の敵」の日本版をやってみたいと思った。この国のありようと未来への思いを吹き込んだ。
▼福井晴敏の話 世界中がエライことになっている今に問うことは何か。明日国がなくなってしまうかもしれない状況の中でどう生き抜くかを一番に描きたかった。
▼篠原監督の話 究極の中での人に対する思い・敬意、みんなを引っ張っていくこととはどういうことかといった人間模様を描きながら撮っていた。
(写真、前段左より平岡、北川、玉木、堂珍、吉田、後段左より、篠原監督、福井、岩代)