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放送界、2月第2週(5日~11日)の動き

【FREE】放送界、2月第2週(5日~11日)の動き

2007年02月14日
 総務省が放送法改正案を自民党の小委員会に報告‐出資20~50%の範囲で傘下は10局前後の「放送持株会社」制度導入や、「NHK受信料義務化」「国際放送09年度実施」「ワンセグ独立放送」実施など概要明らかに。今国会提出後07年度中に放送法改正、08年度施行の見込み。一方、ねつ造問題は、KTVが日21時枠返上、総務省に社内調査報告も詳細欠き再提出求められる。同省は東阪名局をヒアリング、今後KTV社長の証人喚問か、民放連は処分を検討。その中、TBS「人間これでいいのだ」放送で表現の行き過ぎと謝罪。

〈5日〉テレ朝君和田社長、ショッピング事業・データ放送事業それぞれ一本化とIR説明会。ATP、「あるある」問題は制作構造でなく当事者のモラルが問題と「声明」発表、局の外部制作比率下げにけん制。

〈6日〉TBS第3四半期累計、タイム・映像事業好調で増収。TBSニュージーランド風力発電プロジェクトに参加、世界的環境認証クレジット取得。テレ東第3四半期累計、タイム好調で増収も費用増で減益。文化放送会見で「落語事業」順調スタート。テレ東はテクノマックス株追加取得90%に、通販子会社プロントを「テレ東ダイレクト」に3月名称変更など決定。民放連・JASRACら23団体と米ユーチューブ協議、日本語注意書き表示決定もなお課題残る。TBS1月ショッピング事業10億円突破。在京民放ラジオ8社社長、自社のイチ押しを一般紙懇親会で発表。

〈7日〉KTVねつ造問題社内報告書を総務省近畿総合通信局に提出。TBS「華麗なる一族」の後はホームコメディなどIP説明会。北海道放送、札幌とタイ間でHDのIP生中継実験。BPO有識者委員、ねつ造問題の放送局自主的な全容解明求める声明を発表。

〈8日〉日テレ第3四半期減収増益、タイム・スポとも減収。フジ第3四半期減収減益、放送収入も減少。テレ東IR説明会で新スポット企画「フレンドシップ」始動。電通とデジハリ「セカンドライフ研究会」2月下旬発足。JNNネットワーク協議会大賞に山陽放送「棄てられた生命」。モバイル放送は3月末日経CNBCとCNNj放送終了し4月よりアニマックス、Music Japan TV開始。

〈9日〉アナ跡地めぐり、総務省の電波有効利用方策委員会は希望者さらに集約するため「放送グループ」30MHz前後で検討へ。総務省は放送法改正案を自民党通信・放送産業高度化小委員会に報告。日テレIR説明会、火曜2Hを2分割22時台新ドラマなど4月改編。博報堂DYH第3四半期減収減益も昨秋から回復の兆し。テレ朝初の地デジ・マルチチャンネル編成2月と3月実施。NHK超高感度HDカメラ開発。ニッポン放送「有楽町音楽室プロジェクト」全社的に拡大。松竹代表取締役会長に大谷信義代表取締役副会長。

〈10日〉テレ東番組の取材で漁船一時不明に。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。