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「相棒‐劇場版2‐」、水谷ら製作会見

【FREE】「相棒‐劇場版2‐」、水谷ら製作会見

2010年08月10日

 人気TVシリーズの映画化第二弾「相棒‐劇場版II‐」(製作:テレビ朝日+東映他)の製作会見が9日午後、東映東京撮影所で行われ、和泉聖治監督、出演の水谷豊、及川光博、益戸育江、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西惇、六角精児、神保悟志、映画ゲスト出演の小西真奈美、小澤征悦、國村隼、宇津井健が登壇した。

 2000年6月3日に土曜ワイド劇場の一作品としてスタートした「相棒」シリーズは、今年で10周年を迎える。08年公開の劇場版第一弾は興収44・4億円の大ヒットを記録。09年のスピンオフ映画「鑑識・米沢守の事件簿」も7・7億円のスマッシュヒットとなり、同年秋より放送のシーズン8では“新”相棒として及川を迎え、新たなスタートを切った。

 今回は、日本警察の総本山と言える警視庁で幹部12人が人質となる“警視庁始まって以来の事件”が勃発。事件は更なる事件を呼び、それを追う特命係2人は過酷な真実へと導かれていく。映画版ならではの壮大なスケールで描かれる本作は、6月25日にクランクインし、8月13日のクランクアップに向け、現在はフィリピンロケを残すのみとなっている。12月23日(木・祝)より全国ロードショー。配給は東映。

▼松本基弘ゼネラルプロデューサー(テレビ朝日)のコメント 「相棒」は映画が大ヒットとなり、小説・コミック・舞台化などジャンルを超えて活躍の場を広げている。10周年を迎え、これまで私たちがやってきたドラマの集大成として、「that’s 相棒」という映画を作ろうではないかという意気込みで製作に入った。

▼和泉聖治監督の話 「相棒」ファンのみならず、初めて見る人にも面白かったと言ってもらえる作品になっている。明日(10日)からフィリピンロケが始まるが、日本では撮ることのできないものをフィリピンで撮るのだから、凄いシーンになると思う。

▼水谷豊の話 劇場版は、「相棒」が世に出た時からの私の夢だったが、10周年を迎え、2つ目の夢に辿り着くことができた。劇場版第一弾のDVDが部屋に置いてあるが、それを見ていると、DVDが寂しいと言っているような気がして、では2つ目を並べてあげればいいんだと思った(笑)

▼及川光博の話 TVシリーズに続いて劇場版にも出させてもらい、この感謝の気持ちをエネルギーに変えてスクリーンで活躍したい。水谷さんとはシーズン8の撮影で約7ヶ月間ご一緒し、くる日もくる日も同じ空気を吸い、大変貴重な経験をするとともに、言葉が少なくとも通じ合える気の交流も出来てきた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。