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「ギャングスタ」新堂冬樹ら会見

【FREE】「ギャングスタ」新堂冬樹ら会見

2011年02月07日

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 人気作家・新堂冬樹原作「ギャングスタ」(製作:ギャングスタ製作委員会=ポニーキャニオン+Thanks Lab./制作・配給協力:アフロディーテ)の完成披露会見が3日、東京・虎ノ門のポニーキャニオン本社で行われ、新堂をはじめ、出演の崎本大海、久保田悠来、平田弥里、武井あい、根本大介、前川和也、そして川野浩司監督が出席した。(写真は、前列左より新堂、崎本、久保田、後列左より平田、武井、根本、前川、川野監督)

 本作は、メフィスト賞を受賞するなど文壇で活躍する一方、芸能プロダクション社長や映画監督としての顔も持つ新堂が初めて手掛けたヤンキー小説(徳間文庫)を映画化したもの。旬の若手イケメン俳優たちが出演し、壮絶な喧嘩バトルと熱い男の友情を描く不良青春ムービー(87分)。

 舞台は天下のヤンキー高校。弱いがヤンキーを志す新入生・川谷銀二と喧嘩にめっぽう強いイケメンチャラ男の白石力が、高校のボス的存在“ギャングスタ”を目指して2人3脚の闘いを繰り広げていく―。主人公の銀二役は「クイズ!ヘキサゴン2」(フジテレビ系)で人気の崎本、力役は舞台「戦国BASARA」などの久保田が演じた。共演は、会見に出席したキャストのほか、佐々木喜英、滝口幸広、ゆき、松崎裕、袴田裕幸、伊藤陽祐、藤浦めぐ、相川晴南、鎌田順也、奥野正明、多賀名将也、HILOMU、佐藤良洋ら。

 メガホンをとった川野監督は、「花ゲリラ」(08年)、「書の道」(09年)など若手俳優の演出に定評がある。脚本は「書の道」でも川野監督と組んだ蒲田幸成が手掛けた。撮影監督は田宮健彦と河戸浩一郎。録音は島津未来介。アクションコーディネーターは川本直弘。主題歌は、三人サイトーの「今だけ人生ロックンロール」。配給はThanks Lab.。2月12日(土)よりシネマート六本木ほかで全国順次公開。

新堂冬樹 原作者としてがっかりしてしまう映像化も時にあるけれど、今回は本当に良い意味で裏切ってくれました。久保田君演じる力は原作のイメージそのままだし、崎本君演じる銀二は原作よりも良い。原作者が映画に動かされました。

崎本大海 原作者から「原作を超えた」なんて言われたのは初めてで光栄です。初のヤンキー作品でしたが、弱い役なので演技には支障ありませんでした(笑)。

久保田悠来 イケメンチャラ男の役、抵抗なくできました。演じるにあたって、支障ありませんでした(笑)。

川野監督 大好きな「ビー・バップ・ハイスクール」をリスペクトしました。「平成ヤンキー列伝!!」というキャッチコピーだけど、昭和テイストも入っています。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。