閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

公開延期、初日舞台挨拶中止相次ぐ

【FREE】公開延期、初日舞台挨拶中止相次ぐ

2011年03月18日
公開延期の作品.JPG 11日に起こった東日本大震災の影響により、公開を延期する映画が相次いでいる。

 17日には、ソニー・ピクチャーズが、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の公開延期決定を発表した。本作は、3月11日に北米公開され、初登場1位となったSFアクション大作。日本では4月1日より全国公開予定だったが、現在の国内の状況を鑑みて延期を決めた。今後の公開予定日は未定としている。また同日、東宝東和も、ジェームズ・キャメロン製作総指揮「サンクタム」の公開延期を正式発表した。本作は4月22日の初日が決定していた。

 さらに、パラマウントも、核兵器を題材にしたドキュメンタリー映画「カウントダウンZERO」の公開延期を決めた。本作は当初、2010年11月3日に日本公開予定だったが、公開プランの都合で今年4月16日に初日を移行しており、今回で2度目の延期となった。また、東映配給「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」は、地震の影響に伴う製作スケジュールの遅れにより、5月21日の公開を延期した。

 そのほか、既報の通り、松竹「唐山大地震‐想い続けた32年‐」、ワーナー映画「ザ・ライト‐エクソシストの真実‐」、太秦「父の初七日」が延期。2月19日より公開中だったワーナー映画「ヒア アフター」は上映中止の措置がとられた。また、スケジュール通り公開する作品の中にも、初日舞台挨拶を中止するケースが多く、明日(19日)初日を迎えるものでは、「ジャンプHEROESfilm 『トリコ3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』『ワンピース3D 麦わらチェイス』」(東映)、「映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」(東映)、「女忍 KUNOICHI」(日本出版販売)、「市民ポリス69」(トランスフォーマー)が舞台挨拶を取り止めている。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。