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第3回沖縄国際映画祭、22日オープニング

【FREE】第3回沖縄国際映画祭、22日オープニング

2011年03月25日
 第3回沖縄国際映画祭が22日、メイン会場となる沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)で華やかに開幕した。

 この日の天気はあいにくの雨模様となったが、オープニングを彩る約300mのレッドカーペットには、総合司会を務める今田耕司、MCの木佐彩子、佐藤麻衣をはじめ、「電人ザボーガー」出演の板尾創路、「月光ノ仮面」の石原さとみ、「FLY!~平凡なキセキ~」の相武紗季、「津軽百年食堂」の福田沙紀ら俳優陣、雨上がり決死隊、ケンドーコバヤシ、ガレッジセールら人気芸人が次々と練り歩いた。さらに、ビーチステージで行われたオープニングセレモニーでは、映画祭実行委員長の大﨑洋吉本興業社長が登壇。「今回の大震災を目の当たりにして、私たちはなす術もなく立ち尽くすばかりでありました。しかしこの沖縄から東北や関東地方にエールを送りたいと思います。そして、エールを送れることを誇りにしたいと思います」と挨拶。映画祭を通して希望のエールを届けることを誓い、映画祭の開会を宣言した。オープニング当日は、沖縄コンベンションセンターにて「クロサワ映画2」を上映。昨年の同映画祭で2冠を獲得した「クロサワ映画」の続編として、今回のトップバッターを務めた。

 また、翌23日にも様々な催しが行われ、19時からは沖縄コンベンションセンターで、地元愛を感じさせるナンバー1CMを決定する映像コンテスト「JIMOT CM COMPETITION」の上映とグランプリの発表が行われ、コザの町おこしに奮闘している鈴木雅子さんの「沖縄県・コザ」が見事にグランプリに輝いた。さらに同日午前、大﨑社長が那覇市の沖縄県庁を訪れ、沖縄のPRに貢献していることから、仲井眞知事より「美ら島沖縄大使」の認証状を受けた。映画祭は、「私たちにも、できることがきっとある。」をコンセプトに3月27日(日)まで開催される。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。