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「タイタニック3D」キャメロン監督来日会見

【FREE】「タイタニック3D」キャメロン監督来日会見

2012年03月31日
「タイタニック」は3D化に1800万ドル! (写真はJ・キャメロン監督) 「タイタニック」は3D化に1800万ドル! (写真はJ・キャメロン監督)

 20世紀フォックス映画配給「タイタニック 3D」のジェームズ・キャメロン監督、ジョン・ランドープロデューサーの来日記者会見が30日午後、ザ・ペニンシュラ東京で行われた。

 タイニタック号の悲劇から100年の今年、映画「タイタニック」がデジタル3Dで甦った。3D化の作業だけで、製作期間60週間以上、製作スタッフ300人、製作費1800万ドルをかけた。4月4日先行上映、4月7日全国ロードショー。

ジェームズ・キャメロン監督 フィルムメーカーとしては、作った映画が最初だけ大画面で上映され、その後はビデオなどでしか見ることができないのは忍びない。「タイタニック」のようなスケール感のある作品は、大画面でないと分からないことがある。今回、3D化によって映画に新しい命を与え、新しい観客に見てもらいたいと思った。3D映画は最初から3Dで撮るべきだと思うが、過去の映画の場合、2Dから変換するしかない。正しい方法ならば、2Dから3Dへの変換はやってもいいと思う。ただし、全て手作業であり、時間もスタッフもたくさん必要。今回の3Dへの反応を見た上で、「ターミネーター」など過去作品の3D化も考えていきたい。

ジョン・ランドーP 3Dになると、2D以上に色々なものが見えるようになる。演技がよく見える。臨場感が出る。観客は、まるでその場にいるような感覚になる。3Dは、ドラマ性を高めることになる。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。