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「ジョン・カーター」の監督・主演ら会見

【FREE】「ジョン・カーター」の監督・主演ら会見

2012年04月03日
「ジョン・カーター」会見に登場したテイラー・キッチュ(右から2人目)ら 「ジョン・カーター」会見に登場したテイラー・キッチュ(右から2人目)ら

 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給「ジョン・カーター」のアンドリュー・スタントン監督と主演俳優テイラー・キッチュ、ヒロイン役を演じたリン・コリンズの来日記者会見が2日、東京・赤坂のザ・リッツ・カールトン東京で行われた。

 本作は、 “ウォルト・ディズニー生誕110周年” を記念し、ディズニー・スタジオの総力を結集した夢の映像プロジェクト。あの『スター・ウォーズ』『アバター』に多大なインスピレーションを与えたと言われるエドガー・ライス・バローズの伝説的小説が原作の世紀のディズニー・スペクタクル巨編。3人は、本作の撮影やワールドツアーで築かれた深い絆を感じさせる息の合った様子で、記者からの質問に熱く、ユーモアを交えて答え、打ち解けたような和やかな雰囲気の中で、来日記者会見は進んだ。会場には、本作に登場する惑星バルスームに住むサーク族の皇帝、タルス・タルカスの等身大フィギュアが置かれ、ウォルトと同じ12月5日生まれの小林幸子が特別ゲストとして登場。小林は、ディズニーの名作「シンデレラ」をイメージした華やかな着物姿で、来日ゲスト一人一人へ花束を贈呈し、本作の感想を語った。4月13日(金)より丸の内ピカデリー他にて3D・2D公開。

▼A・スタントン監督 実は、10歳の時に原作を読んで感銘を受けて、映画になった「ジョン・カーター」を観たいとずっと思っていた。特に、サーク族の皇帝、タルス・タルカスとジョン・カーターが初めて出会うシーンはイメージが強く残っていて、今回、念願が叶った。初めて実写映画を監督し、今までやったことのないチャレンジで、子供の頃から30年以上の情熱をもって臨んだので、思った通りのものが出来るのか、プレッシャーはあった。

▼T・キッチュ ウォルト・ディズニー生誕110周年記念映画に出演することになるとは予期していなかった。僕もディズニーファミリーの一員になれて嬉しい。僕にとってこの役は大きな挑戦だったが、キャストや監督みんなで実現できてよかった。監督との経験は本当に素晴らしかった。

 なお、前日の1日には東京の六本木ヒルズアリーナでジャパン・プレミアが開催され、3人に加え日本語吹き替え版でジョン・カーターの甥であり、作品の重要なカギを握るエドガー役を演じた歌手で俳優の中山優馬(NYC)が登場。イベントはまず、本作に登場する惑星バルスームの住人サーク族のキャラクターが舞台上に登場し、レッドカーペットに降り立ったサーク族は、ファンたちとハイタッチ。スタントン監督、テイラー、リン、中山たちは、ファンの声援に笑顔で手を振り、メッセージを贈って盛大なイベントとなった。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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