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三山ひろし、初単独公演で母への感謝を熱唱

【FREE】三山ひろし、初単独公演で母への感謝を熱唱

2012年06月05日
 演歌歌手、三山ひろしがデビュー記念日の3日、東京・有楽町のよみうりホールでファーストコンサート「演歌の夜明け」を開催。母への感謝の想いを込めた未発表曲「かあさんの詩」を初披露した。

 祖母の影響で小さい頃から演歌・歌謡曲を聴いて育ち、歌手になることを夢見るようになった三山。両親が離婚し女手ひとつで育ててくれた母をいつか楽にさせてあげたいという想いを胸に25歳のとき上京。作曲家・中村典正、演歌歌手・松前ひろ子夫妻の下で修行を積み、07年7月、日本クラウン創立45周年記念新人オーディションで準グランプリを受賞。09年6月3日シングル「人恋酒場」でメジャーデビューを果たし、同シングルは10万枚を超えゴールドディスクに認定された。

 その後、10年6月に2枚目のシングル「酔待ち酒場」、11年3月に「3枚目のシングル「ダンチョネ港町」、同年11月に4枚目の最新シングル「女に生まれて」を発売。

 その活躍が認められ、11年末の「日本レコード大賞」で「日本作曲家協会奨励賞」を受賞、今年3月にはNHK「のど自慢」にも初出演を果たし、期待の若手演歌歌手に成長した。

 ステージで母への感謝の想いを語る途中「泣く予定ではなかったんですが…」と言葉を詰まらせる場面もあった三山だが、全体的には、前向きな性格の三山らしい明るいステージを繰り広げ、満席の会場は終始、温かい拍手と声援に包まれた。

 三山は「皆様のおかげで無事ファーストコンサートを迎えることができました。今後もセカンド、サードとこのコンサートが続けられるよう一生懸命頑張ります!」と話していた。

 コンサートは2部構成で、1部は歌唱中心。2部はゲストに漫才コンビ「Wコロン」のねづっちを迎え、ステージを昭和歌謡バーに見立て、バーの主人であるねづっちが客の三山にデビュー前から現在までの道のりを聞きながら思い出の歌を歌唱するという構成。三山は1・2部を通じて計25曲を熱唱した。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。