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放送界、10月第3週(16日~22日)の動き

【FREE】放送界、10月第3週(16日~22日)の動き

2006年10月24日
 秋も深まり紅葉の便り。プロ野球「日本シリーズ」が開幕し、好ゲームの展開にテレビの視聴率も反応、地元局では40%の大台に迫る高数字を記録している。北朝鮮による2回目の核実験があるのか、国際社会は国連決議の下で制裁圧力を強める中、日本国内に核保有発言が飛び出し波紋を呼び、この北朝鮮問題から目が離せない状況。パリの凱旋門賞で3着のディープインパクトに薬物違反、日本で認められているが欧州では認められていない治療薬の投与ミスが原因、関係者にショック。

〈16日〉
総務省の会見でNHKの短波ラジオ国際放送に放送命令をできるだけ早くやりたいという菅大臣の意向。高度化に向けたケーブルシステム委員会が初会合。関テレとKDDIが携帯電話向けコンテンツと連動の新バラエティ番組「バリサン」放送開始。

〈17日〉
テレ朝は日本シリーズの中継第3、第5戦と東京国際女子マラソンでリアルタイム字幕放送を実施。LFは「Jリーグ」のラジオ放送権で5年間の契約更新し12年3月まで独占中継の権利。音声連とQR、角川書店など共催で声優業界の発展と人材育成の場「声優アワード」を創設。

〈18日〉
BSフジは06年度上期業績で開局以来初の黒字を達成、57百万円の利益を計上した。民放系BS5社では一番乗りでBSジャパンも上期黒字へ。VRは06年8月のタレントイメージ調査で男性イチローが首位に返り咲き、女性は仲間由紀恵が初の第1位。

〈19日〉
スカパーは3月期業績予想で上方修正を発表し販売インセンティブの減少とコスト削減で増益確保。また、スカパー「WOWOW」が12月放送開始へ、WOWOWは3月までに5万件獲得したい。民放連広瀬会長が記者懇でデジタル放送の不正コピー防止のB‐CASカードの負担は5~6年先にはキー局1社あたり年間10億円試算。フジはKDDIと中継現場から放送局へのニュース、番組伝送をau携帯電話を使用するシステム開発。総務省「衛星放送将来像研」で新たなBS放送用周波数利用の提案を募集。情報通信分野の国際競争力強化で基本的な戦略の方向性を検討の「ICT国際競争力懇」開催。糸山英太郎氏のテレ東株買い増しは7・22%に上昇が判明。

〈20日〉
民放連、JASRACなど計23の著作権団体と関係事業者が米動画投稿サイト大手ユーチューブに対し削除要請した結果を発表。JEITA「9月国内出荷」実績で地デジ受信機73・9万台で累計1386万台。デジタル放送時代の視聴覚放送研が10月23日開催。人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」などに出演した藤岡琢也さん(76歳)が死去。

〈21日〉
プロ野球「日本シリーズ」、東京国際映画祭が開幕。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。