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放送界、9月第3週(18日~24日)の動き

【FREE】放送界、9月第3週(18日~24日)の動き

2006年09月26日
 日本の新しいリーダーに安倍晋三氏(52歳)が選ばれ、26日召集の臨時国会で首相指名を受ける。戦後生まれの首相誕生、教育改革を最優先に掲げた新内閣だが、国民の期待にどう応えるか。少子化時代といわれる中で、生まれる子供の数が前年同月を6ヵ月連続して上回る、94年以来12年ぶり推移にあり、このペースが続けば過去最低の05年(1・25人)を上回る見通し。地上波テレビにおける今シーズンの「巨人戦ナイター」中継は、24日の日テレ「巨×阪」で終了し残りゲームは、日テレの場合BS日テレで5ゲーム中継することになった。

〈18日〉
 敬老の日、全国の100歳以上の高齢者は9月末で2万8395人、36年連続で最高記録を更新した(85%が女性)。

〈19日〉
 首都圏ラジオ「8月度聴取率調査」はTBS、LFが同率首位、NHK「高校野球・決勝再試合」が過去に例のないビック聴取率を獲得が話題。このラジオ界で在京5局が推進していたデジタル放送の「マルチプレックス」設立発起人会が解散のニュース。TBSはビックカメラと「番組宣伝」「グッズ販売」など4分野を中心に業務提携を結んだ発表。日テレ「第2日本テレビ」で東京六大学野球の秋季リーグ戦を動画配信(無料)を開始。

〈20日〉
 TBSラジオ会見で「マルチプレックス」解散に関連し、これでデジタル化が白紙・無期延期という新聞論調に「デジタル放送の実験は粛々と継続していく」。NHKの総局長会見で今年の「紅白」はテーマに「愛・家族~世代をこえる歌がある~」で実施。JEITAが8月の出荷実績で地デジ対応受信機の累計1312万台、ワンセグは7月末で149万台と発表。糸山英太郎氏がテレ東の株式5%超を取得し日経新聞に次ぐ第2位の株主へ。

〈21日〉
 民放連広瀬会長が会見でコピーワンス問題で権利者保護のために結論的には、いまのコピーワンスに戻るのではの見解。TBS井上社長がJNN社長会で持株会社への移行報道について「全くの早とちり」と否定の基調報告。テレ朝君和田社長は系列社長会で「デジタル化推進本部総括会議」を12月20日に開催する。民放連「平成18年民放連盟賞」でテレビドラマ部門の最優秀番組にTBS「広島・昭和20年8月6日」が受賞。

〈22日〉
 シナリオ作協など16団体で構成する著作権を考える協議会が著作権保護期間を没後50年から70年に延長を求める共同声明。NHK橋本会長にブラジル日本文化協会から50周年記念表彰で感謝のプレート贈呈式。日テレはau「EZチャンネルプラス」で「日テレNEWS24」のニュース番組を配信。ACC「CMフェスティバル」グランプリにテレビ部門でライフロード(東北新社制作)が決定。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。