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徳間J、葵かを里10周年勝負曲発売へ懇親会

【FREE】徳間J、葵かを里10周年勝負曲発売へ懇親会

2014年10月07日
徳間J、葵かを里10周年勝負曲発売へ懇親会 徳間J、葵かを里10周年勝負曲発売へ懇親会

 徳間ジャパンコミュニケーションズは、演歌歌手・葵かを里のデビュー10周年記念曲「二月堂」11月12日発売に向け、ディーラーや媒体らを集めた懇親会を、10月3日、東京・八重洲のHIT STUDIO TOKYOで開催した。

 好評“京都四部作”から奈良に舞台を移し、勝負の10周年記念曲。葵は「すごい曲をいただいた。すごいタイトル、国宝・二月堂です。大ヒットに向け頑張っていきたい」と、日本舞踊を舞いながら妖艶に披露した。カップリング曲「誘惑サンバ」では一転、サンバのリズムで歌い踊った。

 こうした懇親会は自身初めて。「きのうから眠れず、とても緊張しています。(デビュー時は)10年後なんて見当がつかなかった。皆さまのおかげで一歩一歩、こうして節目を迎えさせていただき本当に感謝しています」。着物の背中に富士山、袖に昇り竜、また梅やウグイスなど縁起良い絵柄が入り、気合いを示した。

 葵は05年デビュー、08年に徳間Jに移籍。日本舞踊を舞いながら歌う美人歌手として、直近の“京都四部作”(「桂川」「京都白川 おんな川」「鴨川なみだ雨」「保津川ふたり」)で人気を増してきた。

 10周年で京都から奈良へ、国宝で勝負する。関西に春を告げる“お水取り”が行われる東大寺二月堂を背景に、愛する男を待ち続ける恋に生きる女を歌う。京都四部作と同じ、作詩・麻こよみ氏、作曲・影山時則氏のタッグ。

 影山氏が「5作目で本当の勝負曲」と勇めば、麻氏は「本当に良い曲ができた。奈良は演歌のヒット曲があまりない。さらに誰もやっていない二月堂を思い切って舞台にした」と自信をにじませた。

 徳間Jも大きな期待を寄せる。嶋野典和取締役は、京都四部作の好調ぶりを語り、新曲について「おいしいところを抽出し、練りに練って仕上げた最高傑作」とアピール。9月1日入社した田附章雄制作宣伝本部副本部長は「葵さんはこれからの日本の演歌歌謡を担っていく方になる。知名度・認知度アップを第一に、ヒット、そして年末をにらんでいきたい」と語った。

 葵は、所属事務所オーエヌエスの岡守男社長と二人三脚で、全国をライトバンでめぐりここまでやってきた。走行距離は年間10万キロとも。愛知県西尾市出身、身長150センチ。「小回りなら誰にも負けません」と力を込めていた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。