新形態の映画館「映画.comシネマ」、26日オープン
2014年04月25日
“誇りを持って愛される映画館を目指したい!”
※上写真は支配人の青山大蔵さん
同館は、2つのスクリーン(スクリーン1:174席/スクリーン2:58席)と多目的ホール(112席)を有し、オペレーションはデジタルプラスが行うが、公式サイトの制作・運用は総合映画情報サイト「映画.com」が手掛け、月間3000万PVにのぼる「映画.com」のトラフィックデータを活用し、番組編成に役立てていく新形態の映画館を目指していく。
オープニング作品は、スクリーン1(DCP上映)で『レ・ミゼラブル』(配給:東宝東和)と『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(アニプレックス)、スクリーン2(ブルーレイ上映)で『最強のふたり』(ギャガ)と『映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご』(東京テアトル)を5月9日(金)まで上映する。
スクリーン1 スクリーン2
多目的ホールでは26日、林家三平、柳家小太郎、林家なな子出演による「あつぎ青春劇場落語会」を開催。なお、同施設8階には子育て支援センター内に託児施設があり、子供を預けて映画を鑑賞することも可能だ。
上映作品ポスター掲示板 多目的ホール
9Fの劇場前フロアには広々としたフリースペースが広がり、オシャレなソファが配置されるなど、劇場スタッフ、市民、映画ファンがくつろげる空間となっている。スクリーン1・2とも傾斜がついており、客席は大変観やすく、落ち着いた雰囲気だった。なお、ソニーの4Kデジタル映写機導入(スクリーン1)は名画座として初となる。
チケットカウンター ソファアを配置したフリースペース
5月10日(土)~23日(金)までの上映作品は、スクリーン1で『そして父になる』(ギャガ)と『鑑定士と顔のない依頼人』(同)、スクリーン2で『恋する惑星』と『言の葉の庭』(東宝映像事業部)。
場内入場前のスペース
基本鑑賞料金は、一般:1000円、学生:800円、シニア:800円、小学生以下:500円。※上映作品によっては料金が変動する場合がある。「映画.comシネマ会員」(年会費5400円)になれば500円で鑑賞できる。
複合施設「アミューあつぎ」 熱い思いを語る青山支配人
本厚木駅から徒歩約5分。厚木市の新たなランドマークである「アミューあつぎ」は、様々なショップや映画館、厚木市が提供する公共施設など、多彩なフロアからなる複合施設。
同館の青山大蔵支配人は、「映画館を待ち望んでいた厚木市民の皆さまの期待を裏切らない、誇りを持ってもらえる、愛される映画館をまずは目指したいと思います。上映作品やイベントもスタッフだけでなく、市民や近隣の映画ファン、お客さんが参加して決めていくようにしていきたいですね。上映作品の時間帯も客層に合わせて柔軟に編成していく予定です」と、厚木に映画館を開館する熱い思いを語った。 (了)