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レポート:第6回エンターテインメント・エキスポ香港

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レポート:第6回エンターテインメント・エキスポ香港

2010年04月14日
(ページ 1/5)


アジア各国のコラボ実現が飛躍のカギ!
 香港は中国本土へのゲートウェイ、重要なハブに
  デジタルEと3D製作に見るコンテンツの将来性―

 香港企業を支援するために、香港と世界各国・地域との 製品調達や販売促進などを目的に活動している香港貿易発展局(TDC)は、“Get into the Scene”をテーマに3月22日から4月18日の間、香港コンベンション&エキジビジョンセンター(香港島・湾仔)で、世界最高の映画、テレビ、音楽、デジタル・エンターテインメントにスポットライトを当てた「エンターテインメント・エキスポ香港」を開催した。


↑アジアのキーパーソンたちが集結した「アジア・コンテンツ・ビジネス・サミット」オープンセミナー

 第6回を迎える同エキスポは、このエキスポの元となった香港フィルマート(香港国際フィルム&テレビマーケット)、香港国際映画祭、香港電影金像賞授賞式の3つのイベントを含め、アジアン・フィルム・アワード、香港/アジア フィルム・ファイナンシング・フォーラム、香港ミュージックフェア、IFPI香港トップセールス音楽賞、香港インディペンデント・ショートフィルム&ビデオアワード、そしてデジタル・エンターテインメント・リーダーシップ・フォーラムの合計9つのイベントから構成されている。
 香港フィルマート開催期間の3月22日~25日、現地で同エキスポを取材した。アジア・コンテンツの熱気とパワーを写真と共にレポートする。


↑会場となった香港コンベンション&エキジビジョンセンター

 

 ←↑会場、ホール前風景



●香港フィルマート、中国ブースが拡大し勢い見せる

 
↑映画セットを模した中国ブース

 同エキスポは、アジア地域の中では一番大きなもの。イベントの一つ、映画とTVのマーケット「香港フィルマート」(3月22~25日開催)は今年、29の国と地域から過去最高の548社(前年比+8・5%)が出展。来場者は51ヵ国から4943人(前年比+9・77%)で、なかでも中国が121社が出展する勢いを見せ、フランス、韓国、マレーシア、フィリピン、台湾、そしてタイがパビリオンを拡大した。新しい出展国はオーストリア、ラトビア、クロアチア。260本以上もの作品がスクリーニング上映され、60のセミナーとネットワーキングが開催された。

←ブース前で取材を受ける香港貿易発展局のレイモンド・イップ副総裁(左)





●JAPAN・ブース



 日本からもユニ・ジャパンとジェトロ、さらにTIFF、TIFFCOM2010、コフェスタ、VIPOなどによる「ジャパン・ブース」(写真上)や配給会社共同のブースなどが出展。配給会社は、日活、ピクチャーズデプト、ショウゲート、TBS、ギャガ、ジョリー・ロジャー、鈍牛倶楽部など。

 


 
↑TIFFCOM                  ↑VIPO

 他にも、ジャパン・フィルムコミッション、北海道、沖縄、吉本興業、ポニーキャニオン、セディック・インターナショナル、松竹、東映、円谷プロダクションなどがブースを出展した。

 
↑ジャパン・フィルムコミッション
 
↑沖縄                      ↑北海道

 また今年は、フランスで開催されていたTVドキュメンタリーのマーケット「サニー・サイド・オブ・サ・ドック」(SSD)のアジア版「アジアン・サイド・オブ・サ・ドック」(ASD)を新たに開催された。



●「ヨーロッパ/アジア:TVと映画のコラボレーションにおける新しい時代」



 22日午前中には、インターナショナル・カンファレンス「ヨーロッパ/アジア:TVと映画のコラボレーションにおける新しい時代」(写真上)が行われ、日本からNHKのインタナーショナル・アクイジション担当の今村シニア・プロデユーサー(右から2番目)が登壇。過去10年間のヨーロッパとアジアにおけるTV制作、特にドキュメンタリー、ドキュドラマ、そしてアニメーションの共同制作をテーマとし、フランス、イギリス、中国、日本の現状、問題点、今後の更なる共同制作、市場の可能性などが語られた。



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