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二つのダンス映像作品「COLD~」と「~チャップリン」が話題に

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二つのダンス映像作品「COLD~」と「~チャップリン」が話題に

2011年03月11日

 いま二つのダンスをテーマとした映像作品が話題となっている。

1本は、現在新宿バルト9などティ・ジョイ系全国13劇場で上映中のODS(非映画コンテンツ)の「COLD SLEEP」(配給:アマゾンラテルナ/配給協力:ティ・ジョイ)。

 日本を代表するヴァイオリニストであり、作曲家の川井郁子が、デビュー10周年を記念して行った、ロシアバレエ界を代表するファルフ・ルジマトフ(バレエダンサー)との初共演ステージの模様を、総計12台のハイビジョンカメラで捉えた映像作品。川井郁子が奏でるヴァイオリン音楽をバックに、演劇界の鬼才・鈴木勝美が書き下ろした、壮大な時間の流れの中で繰り広げられる輪廻転生を、ルジマトフが流麗に演じる……。去る2月24日に行われたT・ジョイ博多の内覧会オープニングセレモニーの会場で、川井郁子の生演奏を背景に映像作品が上映されたが、上半身ハダカで演じるルジマトフの姿が官能的でセクシャルで会場にいた観客を驚かせたものである。

 もう1本は、この作品の撮影を機にバレエダンサーを引退し、女優業に活動の場を転じた草刈民代が主演した映画「ダンシング・チャップリン」(製作:フジテレビ、東宝、アルタミラピクチャーズ、電通、スオズ/配給:東京テアトル、アルタミラピクチャーズ)。

 「Shall we ダンス?」(’96)の周防正行監督が「僕はやっていない」(’07)以来4年ぶりに手掛けた作品。フランスの巨匠振付家ローラン・プティがチャップリンの名作をテーマに作り上げたバレエ「ダンシング・チャップリン」(’91)を映画化したものである。出演はバレエの初演からチャップリンを踊るルイジ・ボニーノと、周防監督の妻である草刈民代がバレリーナに扮し、ラスト・ダンスとなった、周防+草刈のプライベート・フィルムでもある。

 公開は、チャップリンの誕生日である4月16日(土)より銀座テアトルシネマほか全国RS。

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