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ピックアップ記事

株式会社文化通信社が発行する映画・放送・音楽の業界紙「日刊文化通信速報」の記事の中から、注目の記事をピックアップして月別で紹介します。

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2021年9月

  • 映画 ディズニー配給作品増加、大作、話題作続々公開へ/米国は停滞するワクチン普及との兼ね合いが課題も/洋画興行、低迷続く上半期以降の状況打破できるか 洋画興行の厳しさが続いている。興収10億円を超えた作品は、上半期では東宝=東和ピクチャーズ配給『映画 モンスターハンター』(3月26日公開、12億5千万円)の1本。この7月から9月中旬までに公開された作品では、現時点で東宝配給『ゴジラvsコング』(7月2日公開、推定19億円)と東宝東和配給『ワイルド・スピード/ジットブレイク』(8月6日公開、推定35~36億円)の2本のみとなっている。 本文を読む →
  • 映画 新オフィスに「アニメ・クリエイターズ・ベース」/まずはコンセプトアート開発に注力、所属人員も/ネットフリックス、アニメ制作強化で新拠点開設 ネットフリックスは、社員の増加に伴い、8月に六本木にオフィスを移転。その新オフィス内に、アニメ制作のパートナーを支援する拠点「Netflix アニメ・クリエイターズ・ベース」を開設した。 本文を読む →
  • 映画 大高宏雄の映画業界最前線Vol.586/映画界に活、さらに映画の第2弾、続編を待望/「パンケーキ」から首相退陣、自民党総裁選へ 9月9日、菅首相の退陣会見を報じた「報道ステーション」を見ていると、朝日新聞のコメンテーターが、その発言の発信の仕方を結構評価していて、思わず笑ってしまった。全く、そのとおりだったからだ。首相は、しっかりと喋ることができたのである。これまでの様子からうかがい知れた説明不足、話すことが下手、メモの棒読みといったことは、本来の姿ではなかったようにも見えてきた。 本文を読む →
  • 映画 普遍性があり一人称視点の物語、海外を意識して製作/製作委は実績あるチームと、ポスプロ数カ国つないで/『ムーンライト~』企画PのSDP加藤伸崇氏に聞く 吉本ばなな原作を映画化した『ムーンライト・シャドウ』(配給:エレファントハウス、宣伝:S・D・P)が、10日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。マレーシア出身のエドモンド・ヨウ監督ら海外のスタッフが多数参加するなど、国際色豊かな作品に仕上がった。当初から海外を意識して製作したという。企画プロデューサーの加藤伸崇氏(SDP映像事業部プロデューサー)に聞いた。 本文を読む →
  • 映画 『ミッドナイト・トラベラー』20年目の9・11公開/配給・UPの関根代表〝彼らの存在を近づける映画〟/タリバンに追われた難民家族が撮ったドキュメント ユナイテッドピープル配給のドキュメンタリー映画『ミッドナイト・トラベラー』(製作国:アメリカ=カタール=カナダ=イギリス/製作年:2019年)が9月11日(土)よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開される。 本文を読む →
  • 映画 大高宏雄の映画業界最前線Vol.585/日本での影響は必至、洋画興行はどうなるのか/「トップガン~」延期、米映画界再び試練のとき 菅首相が3日、自民党の総裁選を前に電撃辞任の意向を示した。政局の行方はともかく、首相が今、最優先すべきは後手後手となっているコロナ対策だ。これしか言うことはない。そんな折、映画界では新作の公開延期が増えてきた。邦画では「鹿の王 ユナと約束の旅」、洋画では「トップガン マーヴェリック」である。 本文を読む →
  • 映画 20世紀スタジオ作品など、日本で製作の作品も/料金は990円に改定、10月27日から提供開始/ディズニープラス、新ブランド「スター」発表 ディズニーは1日、ディズニープラスの新たなコンテンツブランド「スター」を10月27日(水)に提供開始すると発表した。かねてから注目度の高かった「スター」が日本で始まる。ディズニープラスではこれまで、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの各ブランドの作品を配信してきたが、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズなどの多くの作品は含まれていなかった。 本文を読む →

2021年8月

  • 映画 中国で邦画18本公開、『唐人街』を日本で公開/東京にもオフィス開設、日中企業の橋渡し役に/オリックスグループ「OCE」陳金歓氏に聞く 日本の豪華俳優陣が出演し話題となった中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』(配給:アスミック・エース)が7月に劇場公開された。同作の提供元としてクレジットされているのが、オリックスグループで香港に本社を置く「Open Culture Entertainment HK Limited」(以下OCE)だ。 本文を読む →
  • 映画 大高宏雄の映画業界最前線Vol.584/「映画の夢」にかける偉大な俳優たちの志継いで/千葉真一さん逝く、スポーツ紙から窺い知ること 俳優の千葉真一さんが亡くなった。享年82。コロナに感染し、肺炎が悪化した。報道によれば、ワクチン接種をしていなかったという。いつものように、報道があった翌日の8月20日、各スポーツ紙を見ると、現役記者や元記者による追悼記事があった。これが実に興味を引く。とくに、付き合いの深かった記者ほど、独特の書き方をしている。 本文を読む →
  • 映画 映画ファンや女性層に拡大、ロサ等で上映中/新鋭・阪元監督が描く元女子高校生の殺し屋/『ベイビーわるきゅーれ』、MOでも好評に 渋谷プロダクション配給『ベイビーわるきゅーれ』(7月30日公開)が全国順次公開中だ。作品評価が軒並み高く、2週間レイト上映したテアトル新宿では公開当初はキャストファン(主に30~40代男性)が中心だったが、「フィルマークス初日満足度ランキング」で1位を獲得すると、日を重ねるごとに映画ファン(20~50代の男女)までに拡がり、着実に集客数を伸ばしていった。 本文を読む →
  • 映画 大高宏雄の映画業界最前線Vol.583/お盆興行、夏興行踏まえ、どうなる今年の展開/控える年配者、ファミリー層集客など多難な道 お盆を挟んで、当コラムは3週間ほどあいた。前回は、7月30日付だった。新型コロナウイルスの感染爆発の進行に関連して、都内感染者数を7月28日3177人(その時点で過去最多)、29日3865人(最多更新)と書いた。「(今後は)1日4千人、5千人か。1万人という指標も出た」と続けた。今回は、8月18日5386人(過去3番目)、19日5534人(過去2番目)だ。この間、重症者、亡くなった方々が、どんどん増えている。 本文を読む →
  • 映画 クジラとの死闘をすぐ傍で撮影した大迫力ドキュ/配給アンプラグド加藤氏〝海に投げ出されるよう〟/石川梵監督の最新作『くじらびと』9月3日公開 命を賭けてマッコウクジラに挑む人々を描く大迫力のドキュメンタリー映画『くじらびと』が9月3日(金)に公開される。舞台となったインドネシア・ラマレラ村の住民と30年という長い年月をかけて信頼関係を築いた石川梵監督(『世界でいちばん美しい村』)が、2017年から3年をかけて現地で撮影を敢行。住民に密着取材し、世界で初めて鯨漁シーンの空撮と水中撮影に成功した。 本文を読む →
  • 映画 〝自主映画だからこそできる〟改善の策を講じる/成功報酬制や、学生スタッフと足並み揃える工夫/『シュシュシュの娘』現場をコギト関代表に聞く コギトワークスが製作から宣伝、配給までを手掛けた『シュシュシュの娘』が21日(土)よりユーロスペース他全国順次公開される。同作は、入江悠監督が『SRサイタマノラッパー』シリーズ以来9年ぶりに手掛けた自主映画。企画時に入江監督は3つの目標を立てた。 本文を読む →
  • 映画 プロモツールとして公開前から盛り上げを図る/夏の『竜そば』『妖怪大戦争』『鹿の王』に出資/ムービーウォーカー「ムビチケ」で新施策続々 ムービーウォーカーが、デジタル映画鑑賞券「ムビチケ」を使った新しい施策を次々と打ち出している。10月30日公開の『劇場版ソードアート・オンライン‐プログレッシブ‐星なき夜のアリア』では、映画鑑賞後に、映画のタイトル、映画館、鑑賞日、上映回、スクリーン、座席番号を記載したメモリアル画像を鑑賞者全員にプレゼントする「ムビチケデジタルカード」サービスを行う予定だ。 本文を読む →
  • 映画 6月売上は45億円、SVODが29億円占める/当月は「海外ドラマ」1位、「洋画」が2位に/JVA、初めて月間の映像配信売上統計を発表 日本映像ソフト協会(JVA)は3日、月間の映像配信売上統計を発表した(表参照)。これまでも調査は行っていたが、公表するのは今回の2021年6月度が初めて。 本文を読む →

2021年7月

  • 映画 大高宏雄の映画業界最前線Vol.582/「ギャンブルの綱渡り」、映画館への休業要請は/新型コロナウイルス、感染爆発から何が起こるか 五輪開催のさなか、新型コロナウイルスの感染爆発が進行している。東京都の感染者は、7月28日に3177人(この時点で過去最多)。29日に3865人(さらに過去最多更新)である。緊急事態宣言が、有名無実化しているのだから、予想どおりだと言える。驚くことはない。 本文を読む →
  • 映画 映画館ならではの施策奏功、モルカーボール人気/34分の中編もMX4D、3D高稼働で高い単価に/東宝映像事業部『PUIPUIモルカー』ヒット 東宝映像事業部配給『とびだせ!ならせ!PUIPUIモルカー』は、既報の通り22日(木・祝)から好調なスタートを切った。同作の興行は、映画館が持つイベント感を存分に生かした施策が光っている。 本文を読む →
  • 映画 〝もはや映画という手段しかない〟と河村代表/政権やマスコミの態度問う政治バラエティ映画/スターサンズ配給『パンケーキ~』、30日公開 政治バラエティ映画『パンケーキを毒見する』(監督:内山雄人)が30日(金)より全国公開される。菅義偉首相の正体を探るこのドキュメンタリー映画を、東京五輪開催の真っ最中かつ秋に控える選挙を意識して送り出すのは、2019年の『新聞記者』『i‐新聞記者ドキュメント‐』でも政権に対するアンチテーゼを込めたスターサンズ。 本文を読む →
  • 映画 幅広い人脈生かしグループ内の連携を目指す/環境変化への柔軟な対応意識、邦画も注力へ/冨田みどりSPEJ代表取締役インタビュー ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)の代表取締役に、1月1日付で冨田みどり氏が就任した。ソニー本社(ソニーグループ)入社後、携帯電話・スマホの事業会社の事業戦略、ハワード・ストリンガー元CEOのスタッフ、ソニーのブランド戦略などを担当してきた経験を生かし、SPEJではどんな手腕を振るうのか。話を聞いた――。 本文を読む →
  • 映画 4都府県で休業も、昨年の全国休業より状況良く/興行各社20年比4~6割増、19年比4~5割減/2021年上半期の映画興行、各地で営業制限 2021年上半期(1~6月)の映画興行は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴う映画館への営業制限が各地で続き、昨年来の厳しさが常態化している。前年比こそ大きく伸びているものの、停滞感はとてもぬぐい切れない。夏休み以降、下半期の挽回が待望されている。 本文を読む →
  • 映画 大高宏雄の映画業界最前線Vol.581/配信収入を発表、同時的な展開に自信を深めたか/ディズニー「ブラック・ウィドウ」全米大ヒット 7月8日から公開された「ブラック・ウィドウ」の話が、映画関係者の間から最近よく出る。劇場公開と配信が同時的な展開であるが、国内では、限定的な劇場マーケットのなかで健闘している。米国では大ヒットと言っていい。それを踏まえ、「米国ではとくに、同時的でも映画館にはそれほど影響は出ていないのではないか」。このような話が中心だ。これまでのディズニー作品とは、いささか様子が違う。作品そのものの評価も非常に高い。 本文を読む →
  • 映画 すでに10回リピートした熱心なファンも現る/シニア層に人気で平日も午前から夕方賑わう/青梅の新館「シネマネコ」固定ファン増加中 青梅に完成した都内最西端の新館「シネマネコ」(運営会社:チャス/1スクリーン63席)が6月4日にオープンしてから、1カ月以上が経った。菊池康弘支配人によれば、300人の会員登録があり、固定ファンが増加中だ。とくに、近隣に住むシニア層が連日通い、平日でも午前中から夕方にかけて賑わいを見せているようだ。 本文を読む →
  • 映画 大高宏雄の映画業界最前線Vol.580/20代、30代の若者層、7~8割占める活況/ジャームッシュ健在なり、今も格好良さ基軸 ジャームッシュ、健在なり。ジム・ジャームッシュ監督の12作品が、7月2日から都内4館のミニシアターで特集されており、ヒットしているという意味である。これは、私にとってはちょっとした驚きだ。彼の作品がブームを巻き起こしたのは1980年代後半。有楽町スバル座で単館公開された「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(1986年4月19日公開)は衝撃的であった。 本文を読む →
  • 映画 スコーレ坪井氏〝生涯ベストワン〟でファン熱狂/8月には『~キラートマト』『片腕マシンガール』/配信×映画館「カルトdeシネマ」が定期開催へ インディペンデント映画に特化した配信サービス「シネマディスカバリーズ」と、映画館「池袋HUMAXシネマズ」は、カルト映画のトーク型上映企画「坪井篤史のカルトdeシネマ」を共催中だ。隔週金曜日で7月2日に中島貞夫監督『狂った野獣』、16日に白石晃士監督『カルト』、30日に塚本晋也監督『鉄男』を上映していく。シネマディスカバリーズの福島亨代表によれば、配信×映画館の取り組みとして、映画ファン人口を拡大させる同じ目的を持って、8月以降の定期開催に向けていく方針だ。 本文を読む →
  • 映画 製作幹事映画の『犬部!』は7月22日公開控える/ブランドスタジオ化目標、カンヌにも2作品出品/朝日新聞社の映画事業、多様性、ボーダレス意識 朝日新聞社は、映画製作・公開への関わりを近年強めている。現時点で、出資はもとより、製作幹事を務める作品だけでも2021年に6作品を数える(茜色に焼かれる、アジアの天使、犬部!、聖地X、川っぺりムコリッタ、ONODA〈原題〉)。その範囲は邦画に留まらず、これまでにアカデミー賞作品賞を受賞した『ムーンライト』や『パラサイト 半地下の家族』に出資。『ノマドランド』をはじめとしたサーチライト・ピクチャーズ作品の国内宣伝時のメディアパートナーとしても深く関わっている。 本文を読む →
  • 映画 大高宏雄の映画業界最前線Vol.579/テレビでの映画放映、新たな時代が来るのか/「金曜ロードショー」で「グーニーズ」見る 最近、テレビで放映される映画をときどき見るようになっている。日本テレビ系列の「金曜ロードショー」枠で放映される作品だ。自宅に早く帰るようになっていることもある。そこで放映される映画を、今改めて見てみたい欲求も増している。私の場合、なぜそうなってきたのだろうか。編成がうまいのか。はたまた、昨今の巣ごもり事情も影響しているのか。 本文を読む →
  • 映画 東京窓口担う矢田部氏に成功に懸ける想い聞く/コンペやある視点など現地上映の話題作が25本/カンヌ、東京でバイヤー向けに特別試写会開催 矢田部吉彦氏(元東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)によれば、昨年はオンライン上に商談の場を設けたマルシェ・デュ・フィルムだが、プロにこそ大きなスクリーンで観てもらいたい意向が強まっているようだ。 本文を読む →
  • 映画 第1弾はドキュ『明日をへぐる』、字幕版で展開/シグロから約100作品譲受、映画サイト開設/パラブラが配給事業に着手、丁寧に作品届ける 映画のバリアフリー版字幕や音声ガイドを制作しているPalabra(パラブラ)株式会社(代表取締役:山上庄子)が、新たに配給事業を開始することを決めた。 本文を読む →
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