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演歌の渕上雅代、“第二の故郷”天草から飛躍の予感

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演歌の渕上雅代、“第二の故郷”天草から飛躍の予感

2014年04月09日
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★レコード会社・フリーボード所属の演歌歌手・渕上雅代が、“第二の故郷”天草を舞台にした新曲「天草は幸せが光る島」(1月8日発売)で飛躍の予感。世界遺産登録のための応援歌を情景豊かに。これまでの夫婦演歌路線を離れ、新たな魅力を開拓。「もっともっと自分の歌、可能性を広げていきたい」と意気込む。今年36歳になる“年女”ともあって、日本の南から大きく花開く気概だ。
(インタビュー/文・構成:高崎正樹)



★世界遺産登録目指す天草を情景豊かに…新たな魅力開拓

 ―天草の歌を歌うきっかけは?

 「天草が母の故郷なんです。母方の親戚はみんな天草で、私も幼い頃から何度も訪れてきたいわば“第二の故郷”です。デビューさせていただいてからは、宣伝部長も任されています。今回、世界遺産登録に向けての応援歌を作るにあたり、抜てきしていただきました」

▼天草を舞台にした故春日八郎さんの「ロザリオの島」を手がけた、たなかゆきを氏が新たに書き下ろした。「紫なずむ 故郷の海は 群青色に 風薫る」と叙景的に始まり、キリシタン文化の歴史を重ねつつ「あゝ天草は 幸せが光る島」と愛の再会を歌う。富士十合氏の作曲、菊谷知樹氏の編曲で、壮大に感動的に。「風景を思い浮かべ心を込めた」という渕上の歌声で、いっそう深みを増す。

 ―反響はどうでしょう?

 「発売日に天草でのディナーショーで披露させていただきました。地元のみなさんに大変喜んでいただけて、本当にうれしいです。また、これまで歌ってきたド演歌と今回まったく色が違うのですが、今までの曲も良いけど、この曲も好きと言ってくださる方が多くて、自分の世界が広がったように感じます」

 ―天草に行ってみたくなります。

 「ぜひいらしてください。とにかく海がきれい!まさに“群青色”です。港町で魚は美味しいし、南国っぽさもあり景色は最高です。のどかなミカン畑、自然に溶け込んだ教会、そして夜は満天で星が降ってくるかのよう。温泉もあるんです。九州新幹線が開通し、本州からのアクセスもうんと良くなりました」

▼天草とは、熊本県南西部に浮かぶ天草諸島を指す。熊本県天草市、上天草市、苓北町など大小120余の島々で、マリンレジャーなどで年間約480万人が訪れる。歴史上、キリシタン弾圧、島原・天草の乱などの舞台となった。ユネスコの世界遺産暫定一覧表に登録され、2016年の本登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に「天草の﨑津集落」が含まれている。

 ―世界遺産登録へ、地元の期待を背負った歌です。

 「天草の素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらえるよう、頑張って歌っていきます。私の歌が少しでも応援になり、晴れて世界遺産に登録されることを願うばかりです。そうして私にとっても代表曲としたい。大先輩たちのように歌碑なんかができれば…それが夢です」


★今年は“年女” 天草とともに知名度UPへ 「もっと可能性広げたい」

▼渕上は、2008年に東京、大阪、名古屋で行われた都はるみ特別公演「好きになった人」で都はるみ役に大抜てき。2010年にフリーボードより「ようーそろ」でメジャーデビューし、これまで夫婦演歌4曲、マヒナスターズとのデュエット1曲のシングル5枚、アルバム1枚をリリース。地元・名古屋を中心に、全国でファンを増やしている。岐阜ラジオのレギュラー番組「あなたに感謝!渕上雅代のいいひと日和」(日曜9時)も好評。

 ―天草とともに演歌歌手・渕上雅代をもっと知ってもらいたいですね。

 「今回これまでと趣の違う歌をいただき、また他のジャンルも歌ってみたいんです。自分はこうだと偏らずに、もっともっと自分の声、可能性を広げていきたいです。大先輩のみなさんは、歌の幅が本当に広くてすごい。あのようになりたいです。今年、私は“年女”なんです。占いを信じる方ではないですが、転機と言われます。大きく飛躍できるよう、頑張ります」

▼天草では、4月18日(金)19日(土)20日(日)に一大イベント「第43回牛深ハイヤ祭り」が行われる。19日のステージで、渕上が全国、世界から駆けつける観光客を前に「天草は幸せが光る島」を披露する。
(了)


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