閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

酒井監督ドキュ2作品、光州国際映画祭出品

【FREE】酒井監督ドキュ2作品、光州国際映画祭出品

2015年04月02日
 『台湾人生』の酒井充子監督によるドキュメンタリー映画2本が、5月に韓国で行われる光州国際映画祭に出品が決まった。

 14年12月公開の『ふたつの祖国、ひとつの愛‐イ・ジュンソプの妻‐』(製作:マクザム+アジア映画社+太秦/配給:太秦)は招待作品に選出。13年公開の『台湾アイデンティティー』(製作:マクザム+太秦/配給:太秦)もワールドセレクションに選ばれた。

 前者は、1940年代、世界が対立を深めた時代に恋に落ちた韓国の国民的画家、イ・ジュンソプと、山本方子の70年にわたる一途な愛を描く。済州島、釜山、統営市、ソウルなどでのべ50日の撮影を敢行した。後者は、日本統治下の台湾で育ち流暢に日本語を操る日本語世代の人たちが、戦後どのような人生を歩んできたのか、台湾の戦後を通して日本のあり方を問う内容。

 なお、『ふたつの祖国~』は、6月20日より開催される第25回にいがた国際映画祭にも正式作品に選ばれた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。