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『赤い玉、』初日舞台挨拶に高橋伴明監督ら

【FREE】『赤い玉、』初日舞台挨拶に高橋伴明監督ら

2015年09月15日
『赤い玉、』初日舞台挨拶 『赤い玉、』初日舞台挨拶

 9月12日よりテアトル新宿ほかで「生」と「性」をテーマにした映画『赤い玉、』(配給:渋谷プロダクション)が公開中。初日舞台挨拶が同劇場で行われ高橋伴明監督、出演の奥田瑛二、不二子、村上由規乃、土居志央梨、花岡翔太、上川周作、柄本佑が登壇。高橋監督と奥田は次の通り話した。

 高橋監督 大学の教員になって長いが、学生映画を随分見てきて、性表現から逃げているなと感じていた。授業で煽ったが、結局は(シナリオに書いてあったとしても)それを撮らない。ならば、こっちでこういう現場を作って、スタッフとキャスト共に学生を呼ぼうと思ったという経緯がある。エロスと向き合う映画が少なくなってきているので、ぜひ支持してほしい。

 奥田瑛二 高橋監督と「どうだ今の日本の映画界は」「エロスが足りない」「なぜ足りないんだ」という話を延々と話し、「こういう企画がある、やってくれないか。やるならば奥田で当て書きするぞ」ということになった。昨今の日本映画にエロスが足りないという現状を、同世代として打破しようではないかという想いから参加した作品。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。