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SSFF他、WSで博報堂・長谷部氏が語る

【FREE】SSFF他、WSで博報堂・長谷部氏が語る

2015年10月20日
「ショートフィルムと広告の未来」を語る長谷部氏 「ショートフィルムと広告の未来」を語る長谷部氏

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSF)」と第28回東京国際映画祭との提携企画「シネマミュージアム‐秋の特別上映会‐」の一環で、長谷部守彦氏(博報堂エクゼクティブクリエイティブディレクター)によるワークショップが18日に東京都美術館で行われた。

 長谷部氏は86年博報堂入社後、コピーライター、CMプランナーを経て現職へ。国内外問わず数多くのブランディング、広告キャンペーンを担当。国際広告祭「カンヌライオンズ」の審査員を務めるほか、ショートフィルム、本編製作にも関わり、14年には映画監督として『荻原郁三、六十三才。』を発表している。

 ワークショップのテーマは「ショートフィルムと広告の未来」。会場には業界人のみならず多くの人が聴講の為に集まった。カンヌライオンズの入賞作品(CM作品)の魅力を上映すると共に紹介していく長谷部氏。SSFF側もショートフィルムの魅力を紹介。一通りの上映が終わると、長谷部氏は「CMもほとんどショートフィルム。アドバタイジング・ショートフィルムと言ったところでしょうか。ドラマがあり、尺があり、演出がある。コピーの1文がアイデアになっているかが重要」とショートフィルムとの関連性を強調。最後に司会から「今後の展望は?」と問われると、長谷部氏は「広告の仕事が楽しくて仕方ない。特に映像は素晴らしい。短いショットが入るだけで、その人の人生を示せる力を持っている」とコメントした。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。