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『SW/フォースの覚醒』、来日会見大入り

【FREE】『SW/フォースの覚醒』、来日会見大入り

2015年12月12日
『スター・ウォーズ』会見(左よりボイエガ、リドリー、エイブラムス、ドライバー、前はBB-8) 『スター・ウォーズ』会見(左よりボイエガ、リドリー、エイブラムス、ドライバー、前はBB-8)

 ディズニー配給『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の来日記者会見が11日、千葉県・舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで行われ、監督のJ.J.エイブラムス、出演のデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーが出席した。当日は大荒れの天気となり交通機関が混乱していたが、ホテルの大会場にビッシリと敷き詰められた座席はほぼ満席の大入りとなり、改めて作品の注目度の高さを窺わせた。

 記者会見後のフォトセッションにはドロイドの「BB‐8」も登場。自在に動き回り愛嬌を振りまく姿に、会場からは驚きと歓声が湧きあがった。公開は12月18日。

J・J・エイブラムス監督の話 『スター・ウォーズ』は普遍的な言語で描かれており、ロマンがあり冒険がありコメディがあり、スペクタクルでありアクションがある。でも中心にあるのはキャラクターの人間性で、それは文化や国を超越している。今回は全く新しい物語。中心はデイジー・リドリーが演じているレイ。彼女は自分の立場をわかっておらず、初めてできた友達がドロイドの「BB‐8」。BB‐8も本当に素晴らしいパーソナリティを持っていて、他の役者を食ってしまうぐらい素晴らしい演技をしている。レイがフィン(ジョン・ボイエガ)と会って冒険が始まり、日本の方にも気に入って頂けると思う。(謎を1つ明かしてほしいというマスコミからの要望に対し)劇中で「タカダノ」という惑星が登場するが、これは私が初めて来日した時に泊まったホテルが高田馬場にあったことから名付けた(笑)。

デイジー・リドリーの話 (共演した)ハリソン・フォードは、皆さんが想像する通りの、優しくてユーモアのある俳優。共演していても委縮するような気持ちになることなく演じられた。キャリー(・フィッシャー)やマーク(・ハミル)も一緒にいて心地よく共演できた。何より、オリジナル出演者が熱い気持ちを持って現場に戻ってきていたのが素晴らしかった。

ジョン・ボイエガの話 日本は人々が素晴らしい。今日は秋葉原に行くことができ、太鼓やロボットを買って楽しんだ。

アダム・ドライバーの話 はじめに監督に会った時、この物語はオリジナル3部作に基づいている部分が多いと聞いた。その3部作が影響を受けた『七人の侍』や『隠し砦の三悪人』を私も観て参考にした。旧3部作から学び、そこから自分自身のイマジネーションを広げて、自分のキャラ(悪役カイロ・レン)作りをしていった。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。