閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

アークE『無伴奏』仙台特別試写に矢崎監督

【FREE】アークE『無伴奏』仙台特別試写に矢崎監督

2016年03月04日
 アークエンタテインメント配給『無伴奏』の特別試写会が舞台・仙台で2月26日に開催された。会場となったフォーラム仙台には、主演の成海璃子、原作者の小池真理子、矢崎仁司監督が訪れ、舞台挨拶を行った。

 学生運動が起き、混沌としていた69年の時代背景で描かれる秘密の恋。タイトルの「無伴奏」は69年~81年、仙台に実在したバロック喫茶の店名。高校時代に同喫茶店の常連だったという小池は映画化許諾の条件として、仙台を舞台にすること、「無伴奏」を再現することを挙げたという。会場には当時の「無伴奏」のオーナーの姿があった。

 成海は「(共演した)池松壮亮くんは頼もしかった。役でいっぱいいっぱいだったけど、池松くんが現場に来る日はちょっと嬉しく、支えになり、信頼して撮影できた」とコメントした。矢崎監督は「成海さん演じる響子が少女から大人の女性に変わる瞬間、人が変わる瞬間は美しく、その場に立ち会えたことが嬉しい」と話した。3月26日より新宿シネマカリテほか全国順次。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。