『エスコバル』石本と伊高がコロンビア語る

　トランスフォーマー配給『エスコバル 楽園の掟』のトークイベントが９日、東京・千代田区のセルバンテス文化センター東京で行われ、ゲストとしてお笑い芸人のドロンズ石本、ジャーナリストの伊高浩昭が登場した。

　コロンビアに実在した伝説の麻薬王パブロ・エスコバルの光と影に迫る作品。バラエティ番組でコロンビアを旅したことのある石本は「現地のおばちゃんがよくコカの葉をくれるので、普通に噛んでた」と話し、伊高は「コカの葉とコカインは別物。コカの葉は栄養剤。それに化学の要素を加えて“悪魔の葉”に変えたのが麻薬ビジネス」と解説。「コロンビアでは身近に麻薬がある。貧しい人がお金持ちになるツールでもある」と、日本では信じがたい現実を語った。

　１２日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国順次公開。監督はアンドレア・ディ・ステファノ、出演はベニチオ・デル・トロ。