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瀬田監督『PARKS』吉祥寺音楽イベ開催

【FREE】瀬田監督『PARKS』吉祥寺音楽イベ開催

2016年09月13日
左から瀬田監督、井手、高木、牧野、樋口氏 左から瀬田監督、井手、高木、牧野、樋口氏

 瀬田なつき監督の最新作『PARKS』(boid配給)は10日、ロケ地の吉祥寺スターパインズカフェで映画と音楽をコラボさせたライブイベント「MUSIC with FILMS」を行った。2017年に開園100周年を迎える井の頭恩賜公園を舞台にした音楽映画。父が遺した50年前のテープをキッカケに娘が様々な人に出会う物語。吉祥寺にゆかりのある沢山のミュージシャンが劇中音楽に参加している。

 当日は瀬田監督、ゼネラルプロデューサーの樋口泰人boid代表が登壇。劇中音楽を担当した、井手健介(井手健介と母船)、高木壮太(井の頭レンジャーズプロデューサー)、牧野琢磨(NRQ)も交えた5氏のトークからスタート。樋口氏が「多くの楽曲を劇中で扱うことは難しい?」と聞くと、ポスプロ中の瀬田監督は、「色んなカラーが集まって、シーンによって全く異なる、オモチャ箱の様な映画になっている。1つの映画なのに沢山観た気になれる、不思議な映画」と作品を説明した。出演も兼ねた井手からは井の頭公園でボートに乗ったシーンが大変だったこと、吉祥寺在住歴の長い高木からは撮影現場との偶然の出会いから楽曲提供したこと、早い段階から樋口氏のオファーを受けた牧野からは“送ってくれれば瀬田さんが何とかするから”という説明のみで楽曲提供したこと等々、撮影当時のエピソードが飛び交った。

 その他、瀬田監督が過去に撮影した短編2本の上映、3バンドによるライブ演奏がディナーショー形式で行われた。特に、ライブでは映画に絡めた企画ということで、井手健介と母船は『ゴーストバスターズ』、井の頭レンジャーズは『オズの魔法使』、NRQは『ロボコップ』のテーマソングを演奏し、大いに盛り上がった。17年4月よりテアトル新宿他全国順次。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。