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FOX『ミス・ペレグリン』監督来日で会見

【FREE】FOX『ミス・ペレグリン』監督来日で会見

2017年02月01日
後段左から松井、バートン監督、前段左からあんなちゃん、りんかちゃん 後段左から松井、バートン監督、前段左からあんなちゃん、りんかちゃん

 20世紀FOX映画配給『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(2月3日公開)のティム・バートン監督が来日し、1月31日に六本木のグランドハイアット東京で記者会見が開かれた。

 とある孤島の森にひっそりとたたずむお城のような屋敷。ミステリアスな女主人ミス・ペレグリン(エヴァ・グリーン)と奇妙なこどもたち。驚くべき能力を持った彼らは、時を超え、同じ1日を繰り返しながら永遠に暮らしていた。監督最新作は、この孤島を訪れた孤独な少年ジェイクを軸に、彼らとの交流、ありのままの自分と宿命を受け入れ、ドラマチックに成長していく姿を映しだしたファンタジー映画。

 会見でバートン監督は、「(原作者の)ランサム・リグズと入念に話し合った」と前置きし、「(登場キャラクターの1人の少女が)宙に浮かぶアイデアは私のものだが、原作の詩的な部分を大事にした」とコメント。現場については、「『シザーハンズ』のロケ地付近のフロリダ郊外で撮影を行った」と明かし、「こどもたちが自分たちでキャラクターを理解できるための環境づくりに努めた。演技未経験の子もいたから、なるべくCGに頼らずに本物の屋敷を使い、撮影を行った」と話した。

 12年の監督作『ダーク・シャドウ』にも出演したエヴァに関しては、「彼女は無声映画に出てくるような雰囲気。喋らずに感情を表現でき、ドラマチックでミステリアスなにおいを漂わせる」と触れた。

 当日は日本人ゲストとして、監督のファンである女優の松井愛莉、インスタグラムなどで人気の双子キッズのりんかちゃん、あんなちゃんが参加。松井は花束を手渡し、双子キッズの2人は同作に登場する“奇妙な双子”をイメージした仮面で登場し、バートン監督は「今日から日本版『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』を撮影したい」と満面の笑みを見せた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。