ＷＢ『無限の住人』主演木村拓哉ら完成報告

左から三池監督、戸田、福士、杉咲、市原

　ＷＢ『無限の住人』の完成報告記者会見が15日、ザ・リッツ・カールトン東京で行われ、三池崇史監督、主演の木村拓哉、共演の杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香が登壇した。

　作品は、世界的に人気の高いコミック「無限の住人」（沙村広明著、講談社「アフタヌーン」所載）を映画化する規格外のアクションエンターテインメント時代劇。木村は、３００人の敵と対峙するクライマックスを含め、すべてのシーンを自身で演じた。木村は「監督の色々な発想、発案にどこまで近づけるか試みるのが楽しかった。撮影では共演者、アクションに参加してくださるフレームに映り込むすべての人の情熱があり、とにかく怪我に気をつけての撮影ではあったが、監督が足を骨折しても、それでも前に進むんだというモチベーションがあった」とコメント。

　一方、三池監督は「最初に話をいただいた時、これは木村拓哉以外ありえないという直感があった。原作を見てもそう思うし、きっと運命なんだと思う。沙村さんが19年描かれたもの（１９９３年～２０１２年連載）と、木村さんが引き合って我々が巻き込まれた。キャスティングは運命だと思う。それぞれの役を演じた人々のそれぞれの人生と場所、キャリアがあって唯一のシーンが詰まっている。そうした運命的なものを結び付けていくキッカケとなる最初の一歩を踏み出すのが自分の仕事」と述べた。４月29日全国公開。