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『鋼鉄ジーグ』監督×永井トークに水木一郎

【FREE】『鋼鉄ジーグ』監督×永井トークに水木一郎

2017年03月08日
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』最速上映会、左から監督、永井豪、水木一郎 『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』最速上映会、左から監督、永井豪、水木一郎

 ザジフィルムズ配給『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の最速上映会が6日夜、ヒューマントラストシネマ有楽町で行われた。上映前のトークイベントには、監督のガブリエーレ・マイネッティ、同作のモチーフとなった漫画「鋼鉄ジーグ」の原作者、永井豪が登壇した。

 イタリア発のダークヒーロー映画。テロの脅威に晒されるローマを舞台に、不思議な力を得た下町のチンピラ、彼を鋼鉄ジーグの主人公・司馬宙と同一視するヒロインを描いている。

 昨年GWのイタリア映画祭以来の来日を果した監督は、「もう一度日本に戻って来られて光栄」と日本語で挨拶。イタリア映画祭で同作を鑑賞した永井は、「アメリカのヒーロー映画と違い、莫大な製作費はかかってないが、人間味に溢れていて観終わった後に嬉しくなるはず」と出来栄えを保証した。また、監督は、「40歳の私だが、イタリアでこの世代のスーパーヒーローと言えばバットマンやスパイダーマンではなく、マジンガーやグレンダイザー、ジーグ。日本公開がとても嬉しい」と語った。

 アニメ主題歌の水木一郎がサプライズ登壇する一幕も。アニメに出会う前はカンツォーネを歌っていた水木は、「当時、イタリアに行きたい気持ちがずっとあった」とイタリア愛を熱く語り、「同作のエンディングテーマがバラードでとてもマッチしている」と絶賛した。5月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。