閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

東京テ『ビジランテ』完成披露に入江悠監督ら

【FREE】東京テ『ビジランテ』完成披露に入江悠監督ら

2017年11月22日
 東京テアトル配給『ビジランテ』の完成披露舞台挨拶が17日、テアトル新宿で開催され、出演の大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、監督の入江悠が登壇した。

 入江監督約10年ぶりのオリジナル映画。タイトルの「ビジランテ」は、自警団員の意。同作では、法や正義が及ばない世界、大切なものを自ら守り抜く集団をモチーフにしている。幼い頃に失踪した長男・一郎役を大森、市議会議員の次男・二郎役を鈴木、デリヘル業雇われ店長の三男・三郎役を桐谷がそれぞれ演じ、別々の道、世界を生きてきた三兄弟が、父親の死をキッカケに再会。深く刻まれた、逃れられない三兄弟の運命は再び交錯し、野心、プライドがぶつかり合い、事態は凄惨な方向へ向かう。

 完成披露で、『SRサイタマノラッパー』以来のオリジナル作品となった入江監督は、「自警団が出て来るローカルのクライムサスペンスは10年前から練っていたアイデアでオリジナル作品は久々。大森さんにバーで会ったときに、『プレッシャーが凄いでしょ、監督として問われるよね』と言われた。でも自分としてはオリジナル脚本でここまで出来るということを証明することができた作品になった」と完成に自信を覗かせた。

 『ビジランテ』は12月9日よりテアトル新宿他全国公開。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。