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高田渡のラストライブドキュ発売でイベ開催

【FREE】高田渡のラストライブドキュ発売でイベ開催

2018年04月18日

 アップリンク渋谷で16日、「高田渡トリビュート スクリーニング&ライブ」が開催された。同イベントは、2005年に急逝したフォークシンガー高田渡の東京でのラストライブの映像を記録したライブドキュメンタリーDVD『まるでいつもの夜みたいに』の発売を記念して行われたもので、第一部は同作の上映、第二部は「渡会」と題した高田渡を慕うミュージシャンたちのライブという二部構成。高田の命日ということもあってか前売りチケットは発売早々に完売。会場には熱心なファンが詰めかけ、立ち見も出る盛況のうちに終了した。

 総勢10名以上のミュージシャンが参加したライブの幕開けを飾ったのは、高田渡らともに「武蔵野タンポポ団」を結成したシバ。飛び入りゲストとして参加した高田の息子・高田蓮は父の代表曲である「失業手当」と「ごあいさつ」を歌って客席を大いに盛り上げた。高田とは長年の友人であった中川五郎がトリを務めると、高田の楽曲の中でも人気の高い「生活の柄」「自転車にのって」、アンコールでは “狭いながらも楽しい我が家” のフレーズでお馴染みの「私の青空」を参加者全員でセッション。客席からも手拍子と歌声が響いた。

 DVD『まるでいつもの夜みたいに』(監督・代島治彦)は、マクザムより16日発売。初回限定版には特製ギターピックを封入。税別4800円。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。