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東和P『トランス~』試写会に岩浪音響監督ら

【FREE】東和P『トランス~』試写会に岩浪音響監督ら

2023年07月27日
 東和ピクチャーズ配給『トランスフォーマー/ビースト覚醒』日本語吹替版の試写会が5日、グランドシネマサンシャイン池袋4DXシアターで開催、声優の千葉繁、山口勝平、加藤賢崇、岩浪美和音響監督が登壇した。

 今作に登場するビーストのオリジナルである「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」は1997年放送のテレビアニメだが、人気に火をつけたのは、後に “声優無法地帯” と呼ばれた豪華声優たちのアドリブ合戦。岩浪音響監督は当時のアニメシリーズに加え、今作の吹替版の演出も担当したが、声優3人はアニメには出たものの今作には出演していない。

 イベントは数日前にネット上で公開された今作の「無法地帯声優2023予告映像」の上映からスタート。ハリウッド実写となる最新作のアフレコは、アニメシリーズのように自由には行かず条件が厳しく、予告映像での台本にも厳しくチェックが入ったという。別パターンの予告映像の一部と完全NGでお蔵入りが確定しているパターンを、この日は特別に上映。 “声優無法地帯” がスクリーンに展開し、会場に笑い声が響き渡った。

 日本語吹替版は、普段から洋画の吹替版を制作する会社が演出を担当すると思っていたという岩浪。「(オプティマスプライマル役の)子安(武人)くんがタイトルコールだけしている特報が流れたときに、皆さんがコメント欄に “声優無法地帯やれ~” とか “(音響監督は)当然岩浪だよな~” と書いてくださって、そのおかげで東和ピクチャーズさんが乗ることにしてくださったようなんですよね」と、今回の声優無法地帯メンバーが吹替版キャストに復活した裏話を明かした。

 最後に千葉が「僕ら出てないけど…きっと(映画は)面白いんでしょ、たぶん。僕もね、腹立たしいですけど、観てみたいなとは思ってます(笑)。熱い声援のおかげでここまで盛り上がっていますから、3年後(3年おきにシリーズ新作が作られている)、僕たちも出れるように腹筋を鍛えて頑張ります」と締めくくった。8月4日公開。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。