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島袋優、東京で初の個展「垣根を低くしたい」

【FREE】島袋優、東京で初の個展「垣根を低くしたい」

2024年03月19日
初のソロアルバム「55rpm」の自画像ジャケットを持つ島袋優 初のソロアルバム「55rpm」の自画像ジャケットを持つ島袋優

 沖縄・石垣島出身の3人組バンド「BEGIN」のギタリストで、2月21日に初のソロアルバム「55rpm」(テイチクエンタテインメント)をリリースした島袋優の絵画を展示する個展「GUITART ISLANDART(ギタート・アイランダート)」が、3月11日~同17日まで東京・渋谷フクラス内東急プラザ3F「+ART GALLERY」で開催され最終日の17日、同所でトーク&ミニライブが行われた。

 島袋が東京で個展を開催するのは今回が初めてで、渋谷での開催が決まった時は「すごく緊張していた」が、SNSなどを通じて訪れた人たちの反応に触れ「すごく嬉しい反面、少しこそばゆい感じもありました」と振り返った。

 ミニライブでは「涙そうそう」と、自身が作曲したau三太郎シリーズのCMソング「海の声」の2曲を披露。BEGINがヤイリギターと共同開発した“誰でも簡単に弾き語りができる”弦楽器「一五一会」の弾き方を直接お客さんにレクチャーするなど交流を図り、自身の活動を通して絵や音楽に触れる「垣根を低くしたい」と語った。

 島袋は学生時代に美大を目指すなど、もともと絵画やデザインに興味があった中、10年ほど前、沖縄に戻ったことをきっかけに、絵画制作を本格始動。「沖縄の暮らしと音楽」をテーマに沖縄の自然を「色」で表現した作品を多く制作しており、今回の個展でもタコや魚、ギターなどを鮮やかな青で描いた作品や、2月に発売された初のソロアルバム「55rpm」のジャケット(自画像)などを展示した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。