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大月みやこ、京都・由岐神社でヒット祈願

【FREE】大月みやこ、京都・由岐神社でヒット祈願

2013年03月30日
大月みやこ、京都・由岐神社でヒット祈願 大月みやこ、京都・由岐神社でヒット祈願

 前作シングル「女の哀愁」(12年2月22日発売=キングレコード)で「第45回日本有線大賞・有線音楽優秀賞」を受賞したベテラン演歌歌手、大月みやこが、27日にニューシングル「女のかがり火」(詞・喜多條忠、曲・大沢浄二)を発売したのを記念して同日、京都・左京区鞍馬の由岐神社で新曲発表会を開いた。

 今年は、大月にとってデビュー50周年という大きな節目の年。その記念すべき年に発売された同曲は、「京都ひとり」の作詞を手がけた喜多條忠氏、「夢日記」「涙かさねて」などを作曲した大沢浄二氏という、相性抜群の作家陣を迎えての作品で、せつない女心を大月ならではの情緒たっぷり、かつ繊細に歌い上げた力作。

 1番に「あれは火祭り 鞍馬山」、2番に「あれは鵜飼いの 長良川」、3番に「安芸の宮島 厳島」と3つの地名が出てくるが、この日は、その1番に出てくる鞍馬山の「鞍馬の火祭」で知られる由岐神社で新曲ヒット祈願&歌唱奉納を行なった。

 国の重要文化財に指定されている拝殿(割拝殿)でスタッフと一緒にヒット祈願を行なった後、観光客らが見守る中、歌唱奉納として新曲を初披露。大月は「国の重要文化財にお尻を向けて聴いていただくのは大変心苦しかったのですが、初歌いということで、発売日にこうして皆さまに聴いていただけて、とてもいい気持ちで歌うことができました」と感激。

 同拝殿で歌手が歌うのは今回が初めてだそうで「とても厳粛な気持ちになりましたし、歌手としての責任感を強く感じました」と身を引き締めた。

 6月からデビュー50年目を迎えるが「50年は私にとってものすごく早かったんですけれど、数字を見ると確かに長かったですね。でも、一つのこと――私の歌を聴いてくださった方に感じていただくこと――を目指して歌ってきましたので、こんなにいい50年を迎えられるという喜びと、まだまだやれるなという自分への期待でいっぱいです。デビューして20年間は、自分だけが気持ちよく歌えればいいなと思って歌ってきましたが、あとの30年は聴いてくださる方に私の歌を感じてもらえるようにと思いながら歌ってきましたので、あっという間の50年だったような気がします」と話していた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。