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『ハダカの美奈子』中島ら製作発表会見

【FREE】『ハダカの美奈子』中島ら製作発表会見

2013年08月09日
左から森岡監督、中島、美奈子 左から森岡監督、中島、美奈子

 大ヒットベストセラーを緊急映画化する『ハダカの美奈子』(製作:『ハダカの美奈子』製作委員会)の製作発表記者会見が8日、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われ、酒匂暢彦プロデューサー(チャンス イン代表取締役社長)、講談社「FRIDAY」の奥村健太郎編集次長、森岡利行監督、主演の中島知子、原作者の美奈子が登壇した。

 本作は、TV番組「痛快!ビッグダディ」で話題となった“ビッグマミィ”こと美奈子の同名自叙伝を原作に制作するフィクション映画。原作は、今年5月1日に発売され、累計23万部を記録するベストセラーとなった。今回、“ビッグマミィ”を演じる中島は、2011年4月から芸能活動を休止していたが、活動を再開し初ヌード写真集「幕間~makuai~」(講談社刊)も9月20日に発売する。“ビッグダディ”などを演じる共演者は発表されなかったが、今月30日(金)からのクランクインに向けて、現在の心境や本作に対する意気込みなどを語った。11月9日(土)よりシネマート新宿、お台場シネマメディアージュ他で全国公開予定となっている。配給はチャンス イン。

酒匂プロデューサー TV番組を観ていた方々は原作を読んで、美奈子さんの生い立ちなどを知ってさらに衝撃を受けたと思う。みんな大変な時代に、美奈子さんが支持されているのが今日的なことだと思い映画化したいと思った。映画ではこれからの美奈子さんも描きたい。話題作のプロデュースということでいい作品に仕上げたいと思う。R指定のディレクターズカット版の制作も検討している。

奥村編集次長 TV番組のファンだったので、1年程前から小豆島の診療所で自叙伝出版の話をさせてもらった。今回映画化されることになり嬉しい。

森岡監督 原作はシングルマザーの方々に勇気と希望を与えるものだと思う。話題作りの映画ではないかと思われているが、観た時に感動できる、親子で観られる作品にしたい。と同時に、おじさんたちが楽しめる作品にもしたい。

中島知子 いつも観ていたTV番組だったので、今回主役をやらせてもらえて光栄。しばらくお休みを頂いていたので私もビックリしているが、ずっと女優もやりたいと思っていたので、この映画を体当たりで頑張りたい。美奈子さんは波瀾万丈の人生だが、格好つけないで生きている姿に女性は共感するのだと思う。

美奈子 私の人生が映画になるなんて思っていなかったのでビックリ。過去のことを思い出すと辛いが、過去があって今がある。中島さんに演じてもらえるのは夢のようで、どんな作品になるか想像もつかないが、子供と楽しみにしている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。