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『おしん』濱田ら外国特派員協会で記者会見

【FREE】『おしん』濱田ら外国特派員協会で記者会見

2013年10月09日
 10月12日(土)より公開される東映配給『おしん』(監督冨樫森)の主要キャスト、主演の濱田ここね、上戸彩、小林綾子が8日午後、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見した。

濱田ここね 映画を通して『おしん』のつらい気持ちやうれしい気持ちを、私と同じ年齢の子供たちに、昔の人たちがどれだけ苦労して生活してきたのかを知っていただきたいです。

上戸彩 今回『おしん』の映画は、親子の愛や家族の絆が描かれています。世界中の皆さんに観ていただける作品になっています。

小林綾子 30年前は原作の橋田(壽賀子)先生が話されていたことでもあるのですが、高度成長で物がたくさんあるのですが、何か大切なものをどこかに忘れてきてしまったのではないかとこの『おしん』が注目され、時代に合っていた。それから30年たった今、街ではかなしい事件があったりとても心が貧しくなりさびしいのですが、映画が上映されることにより今まで知らなかった若い人たちが昔の日本はこうだったとか、親子の絆や人間としての大切なことを映画は伝えていると思います。

中沢敏明セディックインターナショナル代表 前作のNHKドラマが海外68カ国に売れており、ビジネスになるのではと製作しました。いま映画は、世界的に人口が減少しビジネスとして成り立たなくなりつつあります。そこで思いつきました。 “おしん” のように出稼ぎして東南アジアに『おしん』を配給して歩きたいなとこの映画を製作しました。インドネシアをはじめ、現在、数カ国と具体的な交渉の詰めに入っています。中国ではこの映画に出資してくださっているプロダクションがあります。先日中国で第22回金鶏百花映画祭・国際映画部門最優秀作品賞を受賞し海外展開は順調に進んでいます。
 
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。