山口瑠美、デビュー１５周年記念コンサート

山口瑠美、デビュー１５周年記念コンサート

　演歌歌手・山口瑠美のデビュー15周年記念コンサートが10月31日、東京・中央区の日本橋公会堂で行われた。

　前後半の２部構成。前半は09年発売の「さくら草」で幕を開け、15周年メドレー（「りんどう愛歌」「晩春歌」「女船頭さん」「望郷三味線」「寿宝船」）、歌謡物語「至高の王将～三吉、小春の物語」「海蛍」、山口の故郷・山口県岩国市にある『臥龍梅』をモチーフに山口自ら作詞した「臥龍の梅」の初披露と続き、さかなクンからのお祝いメッセージ（映像）の後、さかなクンとのデュエット曲として発表した「ギョギョンパ音頭」で前半のラストを盛り上げた。休憩をはさみ後半は、ひとり芝居「明烏のお吉」でスタートし波乱に満ちた芸者「お吉」の生涯を熱演。その後「名残り月」「母便り」、最新シングル「北しぐれ」（６月19日発売＝テイチクエンタテインメント）、同カップリング曲「幸せ一歩」を熱唱。最後にアンコールで、デビュー曲「音頭水戸黄門～あゝ人生に涙あり」を披露し、15周年記念コンサートに幕を閉じた。歌唱後、会場は全国から駆け付けた観客の拍手に包まれた。

▼山口のコメント
　振り返りますと決して順風満帆な歩みではありませんでしたが、このように記念のコンサートを開催させて頂き、全国各地から応援に駆け付けて下さるお客様を前に、どんな時もお客様がいて下さったから続けてこられたのだと感謝の気持ちでいっぱいになります。この先、叶うことならば30年、40年と先輩方のように永く歌わせて頂くことが夢です。お一人でも聴いて下さる方がいる限り末永く歌っていきたいと思います。