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氷川きよし、“満天”演出で渋谷AX熱狂

【FREE】氷川きよし、“満天”演出で渋谷AX熱狂

2013年11月15日

 演歌歌手、氷川きよし(長良プロダクション)が13日、新曲「満天の瞳(ほし)」(シングル8月25日発売=日本コロムビア)の購入者対象限定イベント「満天の瞳スペシャルライブ」を、東京・SHIBUYA‐AXで行った。

 “満天”の演出で、応募約2万人から選ばれた750人を熱狂させるとともに、完成した「満天の瞳」収録のニューアルバム「氷川きよし 演歌名曲コレクション19~満天の瞳~」(11月20日発売=同)をアピールした。

 「星空の秋子」「一番星よ こんばんは」「星影のワルツ」「月が笑ってる」「港町十三番地」、そして「満天の瞳」と、星にちなんだ楽曲を中心に披露。また、プロジェクターで星空を投影、自身の誕生日やデビュー日の空を振り返るなど、趣向を凝らし楽しませた。

 「(ホールに比べ)ライブハウスは肩の力が抜けて良い緊張感」と伸び伸び。1時間超のステージの最後は、鳴り止まないアンコールに応え、「満天の瞳」を急遽アカペラで披露、喝采を浴びた。

 「強い方じゃない。心が折れそうになるとき、(ファンの声援が)励みになる」としみじみ。ニューアルバムに収録した「月が笑ってる」MV披露の際は、現在の自分とデビュー前の自分を投影した内容に涙もにじませた。

 アルバムジャケットは若者も手に取りやすいよう原色系でカラフルに仕立て、「幅広い方に聴いていただきたい」と力強くアピール。「満天の瞳」は10万枚を突破。今年を振り返り「“満天”でした」。年末の音楽イベントシーズンを越え、来年いよいよデビュー15周年を迎える。

 島倉千代子さんの訃報に触れ、「コロムビアレコードの大先輩、雲の上の方だけれど、気さくに、お母さんのように接してくれた。亡くなられたのは悲しいけれど心の中に生きている」。名曲を歌い継ぐと誓い「真面目に、誠実に、島倉先輩のように長く歌えるよう――心からご冥福を申し上げます」と偲んだ。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。