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「尾道に映画館を残そう」プロジェクト掲載

【FREE】「尾道に映画館を残そう」プロジェクト掲載

2014年04月24日

【クラウドファンディング】

 映画を中心としたクラウドファンディング・プラットフォーム「MotionGallery(モーションギャラリー)」内の「文化通信キュレーションページ」では、映画の街・尾道にあるたった一つの映画館「シネマ尾道」を残すために、デジタル映写設備導入への協力応援プロジェクトを掲載中。

 小津安二郎監督『東京物語』、新藤兼人監督『裸の島』、大林宣彦監督の“青春三部作”“新青春三部作”、“悪名シリーズ”、最近では『男たちの大和/YAMATO』など、数々の名作に舞台を提供し続けてきた尾道は「映画の街」として知られ、映画の軌跡、遺産を求めて休日には全国から多くの観光客が押し寄せている。

 市民の協力を得て2008年に復活した同館だが、開館から5年を経て、映画館の「デジタル化」の波を受け、今また存続の危機に立たされている。「尾道の人のために、また尾道に映画を求めて訪れる全国の映画ファンのためにも、同館は絶対に潰せない、これからも尾道が『映画の町』であり続けるために映画館の灯を残したい」との思いから、プレゼンターの河本清順・シネマ尾道支配人は支援を募っている。デジタル映写設備導入費用のための目標金額は300万円だが、本プロジェクトは目標到達に関わらず、5月1日0時までに集まった金額がファンディングされる。詳細・応援はこちら

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。