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『それいけ!アンパンマン』井上真央が登壇

【FREE】『それいけ!アンパンマン』井上真央が登壇

2014年05月21日
井上真央がアンパンマン、バイキンマンと登壇 井上真央がアンパンマン、バイキンマンと登壇

 映画シリーズ第26弾『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』(東京テアトル配給)の制作会見が20日、東京・東新橋の日本テレビホールCで行われ、声優初挑戦の井上真央、アンパンマン、ばいきんまんが登壇した。

 本作は2011年3月11日の東日本大震災後、原作者のやなせたかし氏が“愛”と“勇気”を届けるために“復興三部作”として取り組んだ最後の作品。テーマは“望郷”と“故郷の再建”。井上が声を演じる新キャラクター“りんごぼうや”は、空に浮かぶ美しい島アップルランドに住む、かっこいいヒーローに憧れる元気いっぱいの男の子。アップルランドを守るために“魔法の種”を探し奮闘。そして、決して諦めずにみんなのために頑張るアンパンマンの勇気ある姿を見て、かっこいいだけではない“真のヒーロー”とは何かに気づいていく―。

 やなせ氏は昨年10月13日に94歳で逝去。井上は、今年1月に放送されたNHKスペシャル「みんなの夢まもるため~やなせたかし“アンパンマン人生”」で【語り】を担当した縁と、前向きなイメージにぴったりということで、声優初挑戦ながらも大抜擢された。監督は川越淳。脚本は米村正二。音楽はいずみたく、近藤浩章。声の出演は戸田恵子、中尾隆聖ら。ゲスト声優は他に岡田圭右。同時上映『たのしくてあそび ママになったコキンちゃん!?』。7月5日(土)より全国公開。

井上真央 “復興三部作”の最後の作品ということでちゃんとした声優さんの方がいいのではないかと思いましたが、やなせ先生のドキュメンタリーのナレーションをやらせて頂いたご縁と、プレッシャーを感じながらもファンでもあったのでチャレンジしたいと思いました。初めてで難しかったですが、先生の残された最後のメッセージ、哲学やヒーロー像などが沢山込められている作品に関われて幸せ。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。