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バウス閉館作『ウィズネイルと僕』延長上映

【FREE】バウス閉館作『ウィズネイルと僕』延長上映

2014年05月29日
 吉祥寺バウスシアターのクロージング作品として3日から公開中の『ウィズネイルと僕』(配給:日本出版販売/提供:是空+ハピネット)が、好評により延長上映されることが決まった。

 バウスシアターの閉館日である31日で都内の上映を終える予定だったが、急遽シネマート六本木で31日から6月6日までの1週間、延長が決定した。同作は、91年にバウスシアターの第一回配給作品として初公開されたもの。ビデオ化、DVD化されておらず、映画ファンにとっては幻の作品となっていた88年製作のイギリス映画だ。ビートルズのジョージ・ハリスンが設立した「ハンドメイド・フィルムス」が製作し、監督はブルース・ロビンソンが務めた。

 バウスシアターでは幅広い客層を動員し、最終週は連日満席。28日からは座席数の多いスクリーンに変更されている。配給元は「60年代の終わりを描いた本作の内容と、バウスシアターの閉館を重ね合わせ、時代の終わりに浸る観客の姿が多く見受けられる」としている。

 上映は35mmフィルムとデジタルの2種類で行われており、今後は全国順次公開予定。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。