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『オール・ユー~』トム・クルーズ来日会見

【FREE】『オール・ユー~』トム・クルーズ来日会見

2014年06月28日
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』主演トム・クルーズ(中央)が会見 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』主演トム・クルーズ(中央)が会見

 WB『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に主演したトム・クルーズ、ダグ・ライマン監督、製作アーウィン・ストフの来日記者会見が27日、ザ・リッツ・カールトン東京で行われた。

 同作は、日本の同名SF小説(桜坂洋著、集英社スーパーダッシュ文庫刊)を映画化したハリウッド超大作。謎の侵略者ギタイの攻撃を受けて滅亡寸前の世界を舞台に、その最終決戦を描く。トム・クルーズは、実戦経験のない米軍メディア担当者を演じる。ある日突然基地に送り込まれ、開戦5分で命を落とすが、次の瞬間、出撃前日に戻る。延々と同じ日を繰り返すタイムループにとらわれてしまったのだった。共演のエミリー・ブラントは、トムを最強の兵士へと教育する戦場の女神を演じる。

 来日した3人は会見前日に、日本を縦断する弾丸ツアーを敢行。大阪、福岡、東京をめぐり、合計1万2千人のファンと交流した。28・29日に緊急先行上映を行い、7月4日より3D/2D/IMAX同時公開される。

トム・クルーズ この3人で約束したのは、自分自身にチャレンジする、最高の映画を作るということ。この映画は独創的なラブストーリーであり、作るのが難しかった。ギタイは謎の生物という存在に過ぎず、物語の根幹にあるのは「2人(トム&エミリー)がたどる旅」。エミリーは女優として素晴らしい仕事をしてくれた。

ダグ・ライマン監督 トムは常に日本を意識し、「このシーンは日本の観客に受け入れられるか、字幕がついた場合にこのビジュアルは見てもらえるか」などと話していた。トムが戦えない兵士を演じ、映画が始まって10分で死んでしまうのは今まで見たことがなく、監督として興奮させられた。

アーウィン・ストフ トムの意欲が映画化を可能にした。彼の言葉を聞いて、関わった全員が自信を持つことができた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。