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東映『想いのこし』岡田将生ら完成披露会見

【FREE】東映『想いのこし』岡田将生ら完成披露会見

2014年11月12日
左より、平川監督、巨勢、広末、岡田、鹿賀、松井 左より、平川監督、巨勢、広末、岡田、鹿賀、松井

 東映配給『想いのこし』の完成披露会見が10日、六本木のEXシアターで行われ、平川雄一朗監督、出演の岡田将生、広末涼子、松井愛莉、子役の巨勢(こせ)竜也、鹿賀丈史が出席した。

 同作は、史上最低のダメ男・ガジロウ(岡田)が、突然の交通事故でこの世を去った4人の人生最期の想いを届けるために奮闘する姿を描く感動ドラマ。原作「彼女との上手な別れ方」(小学館文庫)を、原作者の岡本貴也が脚本を務め、『ROOKIES‐卒業‐』『ツナグ』の平川監督が映画化した。制作プロダクションはメディアミックス・ジャパン、オフィスクレッシェンド。製作は東映、木下グループ、メディアミックス・ジャパン、東映ビデオ、ホリプロ、アミューズ、Hulu、ポニーキャニオン、BS朝日。11月22日(土)より全国ロードショー。

 なお、会見後には出演の木南晴夏も加わり、同所で完成披露舞台挨拶を実施。主題歌を唄うHYも登場し、「あなたを想う風」をフルバンドで初披露した。

平川雄一朗監督の話 幽霊が出てくるファンタジー映画でありながら、出てくる人たちは一生懸命に生きていて、しっかりとしたヒューマンドラマになっている。鹿賀さんは撮影中に体調を崩してもずっと立っていて、キャスト、スタッフとも命懸けで撮影していた。皆さんのプロ意識を感じられて、この作品をやって良かった。

岡田将生の話 初めてクズ野郎を演じた。やったことのない役なので、自分としては挑戦だった。(思い出に残った撮影は)ウェディングドレスを着る場面。あれはもう着たくない(苦笑)。似合っていると言われても嬉しくないし、似合わないと言われても…複雑だった(笑)。

広末涼子の話 台本を読んだ時、ポロポロ涙が出た。こんなに笑えて泣けるジェットコースタームービーは久々。撮影現場では、(映画初出演)の松井さんと、コータロー(巨勢の役名)が一生懸命に芝居をしている姿を見て涙が出てきた。

松井愛莉の話 初めての映画出演で緊張したが、キャストや監督に優しくご指導頂いた。球場で成仏する場面は、監督に粘ってもらって全力を出し切ることができたと思う。

巨勢竜也の話 撮影初日から池に落ちるシーンで、冷たくて感覚がなくなった。岡田さんとは一緒にゲームしたり、(母親役の)広末さんはお弁当を一緒に食べたり、本当の母親のようだった。

鹿賀丈史の話 胸が熱くなるシーンの連続。久々にホンワカした温かい映画に出演させてもらった。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。