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放送界、4月第1週(3日~9日)の動き

【FREE】放送界、4月第1週(3日~9日)の動き

2006年04月11日
 新年度のスタート。多くの企業で「入社式」が行われ、放送界にも次代を担う新戦力がNHK248名、民放キー5局148名。祝辞には改革の時代で “挑戦” が目立つ。球春が全開、世界一で期待された「プロ野球」人気は、強い巨人の復活もナイター中継は12~13%の推移。「高校野球」は横浜高校が決勝最多21得点で3度目のV。「大リーグ」の開幕では、日本選手が実力発揮の大活躍が話題。

〈3日〉NHK橋本会長が「入局式」で、常に視聴者の信頼と支持を考えて対応してほしい。総務省は放送番組のBB配信利用で権利処理の合理化へ関係10団体・15企業が蔵出しルールで合意。05年度「年間」視聴率でフジがV2、最終週までもつれた2位は「G帯」TBS、「P帯」テレ朝、「全日」日テレが分け合った。WOWOWは06年度「経営方針」で事業の根幹有料放送ビジネスの基盤安定化と拡大。

〈4日〉BS‐iとキングレコードが新映画レーベル「ジャパニーズブレイクスルーフィルム」発足、若手育成へ今夏2作品を発表。QR社長会見で05年度業績は減収減益も営業外収入が株式配当などの増益で黒字決算の見通し。第14回橋田賞に日テレ「火垂るの墓」、テレ朝「熟年離婚」、女優・米倉涼子ら決定。

〈5日〉自民党の片山前総務相が会見で通信・放送改革に関する「竹中懇」で議論のNHK国際放送に国費を投入すべきの姿勢。東日本放送は7月開始を予定していた地デジの本放送を6月18日に繰り上げW杯サッカー「日本vsクロアチア」戦中継へ。第24回向田邦子賞に日テレ「女王の教室」の遊川和彦氏が決定。

〈6日〉NHK会長会見で受信料未払対応の特別対策センター設置、支払い拒否・保留は2~3月、5・2万件減少。エイベックスがBS日テレで7月から音楽情報番組「R2TV」を制作し携帯/PCサイト「ミュウモ」と完全連動。USENがロッテ主催ゲームをインターネットで無料中継、楽天のイーグルス、ソフトバンクのホークス主催ゲームに次ぐネット配信。3月末現在の地上デジタル普及985万台、BSデジタル1416万台。

〈7日〉新聞協会は、「個人情報保護法」の全面施行で「知る権利」「表情の自由」などで制度の見直しを求める意見書を提出。TBSは4月12日から放送と通信が提携したレギュラー番組「恋愛脳℃」(深夜放送)スタートを発表。QRは第22回「100万円大賞ラジオCMコピー大会」を開催。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。