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オークスはクロフネサプライズの逃げ切り期待 (vol.19)

平池記者の「競馬ときどき映画」

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オークスはクロフネサプライズの逃げ切り期待 (vol.19)

2013年05月17日

 今週は牝馬クラシック第2弾のオークスです。今まで短距離ばかり走ってきた牝馬たちが、いきなり2400mの長丁場に挑戦するということで、未知の力をうまく探り当てることが穴馬券に繋がると思います。

 さて、人気は桜花賞馬のアユサン、同2着のレッドオーヴァル、前哨戦のフローラSを快勝したデニムアンドルビーが分け合う形かなと思っています。

 しかし、私が推奨するのはこの馬、クロフネサプライズです。

 桜花賞では1番人気に押されたものの、直線で失速し4着に敗退。今回は人気を落とし、4~5番人気あたりではないかと見ています。

 しかし、桜花賞のVTRを見てみると、上位に来た馬は中団から後方で上手にスタミナを温存できた馬ばかり。先行勢は総崩れの厳しい流れでした。逃げたサマリーズは直線でポッコポッコ歩いてしまってますからね。

 クロフネサプライズは、2番手からレースを進めてその激流に飲まれてしまったクチ。それでも直線で1度は先頭に立ち、最後まで馬券圏内の争いを繰り広げました。「やはり地力があるな」と思った方も多いでしょう。

 個人的にも、まだ桜花賞の上位陣と決着がついたとは思っていません。むしろ、レース直後は「オークスはクロフネサプライズかな」と思ったぐらいです。

 さて、今回クロフネサプライズはどんな競馬をするのか。逃げても先行しても競馬ができる馬ですが、逃げて圧勝したチューリップ賞と、逃げずに負けた桜花賞を見ると、やはり逃げる形がベストなのかなと思います。

 鞍上は今回も武豊騎手。豊騎手も、すでに「無理に抑えずに逃げる」と宣言しています。これって珍しいことだと思います。かなり昔ですが、豊騎手は「レース前に逃げ宣言する騎手はどうかと思う」というような主旨のコメントをしていました。その彼が逃げ宣言をしているわけですから、強い意志があるのではないでしょうか。おそらく他陣営へのけん制の意味もあるのでしょう。

 気になるのは同型の出方ですが、おそらくティアーモも逃げたいタイプ。ただ、ティアーモ陣営は「ハナ(先頭)にはこだわらない」とコメントしているので、クロフネサプライズがしっかりスタートを決めて行く姿勢を見せれば、こちらは控えるのではないかと思います。

 問題は距離。豊騎手はブログでも「ますます前向き(制御が効きにくい)になっている」「心配なのは距離延長」「いかにリラックスさせられるか」と不安を語っています。

 しかし、これも珍しいことかなと。チャンスの少ない馬の時は、はっきりと「厳しいですが諦めずに頑張ります」とコメントする人ですが、クロフネサプライズのように比較的チャンスの大きい馬で、こういった不安要素をレース前に並べるケースはあまりないと思います。おそらく、ここでもすでに駆け引きが始まっているではないか。できるだけ他馬には軽視してもらって、楽に単騎逃げを実現したいのでしょう。裏を返せば、それだけ色気を持っているということ…(かも)

 スローペースから直線ヨーイドンの競馬になれば、瞬発力に優れたディープインパクト産駒たちに一気にやられてしまう展開が読めます。おそらく豊騎手は、後続にもそれなりに脚を使わせるミドルペースで進み、最後は持久力の勝負に持ち込む考えではないかと見ています。

 ちょっと残念なのは枠順。外の16番に入ってしまったので、ハナに立つまでにある程度脚を使わないといけません。あと、GⅠを66勝もしている豊騎手ですが、まだ逃げ切りは1度もないという点も不安材料。

 というわけで、もうこの馬券はイチかバチか。本当に距離が不安なら、直線ではバテバテという可能性もありますが、豊騎手の手腕に賭けてみたいと思います。G1でこそ逃げ切りはないですが、基本的に豊騎手の逃げは絶品ですからね。あと、クロフネ産駒なので、重馬場になっても大丈夫そうなのが心強いです。

 次点ではサクラプレジールを挙げておきます。2400mのオークスでは操作性が重要。自由自在に動けそうな同馬が、ひょこっと上位に顔を出すかもしれません。来週のダービーでコディーノを下ろされた横山典騎手が、1週早く無念を晴らすかも!?



平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。

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