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東宝『真夏の方程式』“ご要望があれば”と福山続編出演に意欲

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東宝『真夏の方程式』“ご要望があれば”と福山続編出演に意欲

2013年06月29日
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 東宝配給『真夏の方程式』の初日舞台挨拶が29日、東京のTOHOシネマズ日劇1で行われ、主演の福山雅治、共演の吉高由里子、北村一輝、杏、山﨑光(子役)、そして西谷弘監督が登壇。映画を鑑賞した満席の客席から大歓声が飛んだ。
(写真左から北村、吉高、福山、山﨑、杏、西谷監督)

 プロモーションで訪れていた香港から帰国したばかりの福山が、まず観客に「映画はいかがだったでしょう?」と投げかけると、「良かったー!」と返ってきたが、福山は演じた湯川学のように「いやいや、『実に』良かった!でしょう。もう一回」と促し、「実に良かったー!」と返ってきて、冒頭から観客との一体感を演出した。

 何かとその言動が話題となっている吉高は、「TVドラマと映画が連動した作品は初めてだったのと、昨年の9月頃から約10ヵ月びっちり一緒だったので、終わってしまうのは寂しい」と、公開初日のこの日は意外にも真面目なコメント。

 北村は、「映画にはあまり出ていないが、いま福山さんと一緒に大歓声の中で登壇して、出演していたんだと実感できた。オレも歌を歌っていればよかった」と笑いを誘った。

 一方、杏は「『ガリレオ』のチームの一員になれて嬉しかったです。演じた役に入り込んでいたので、完成した作品を初めて観た時は、撮影の時のように(気持ちが)深く沈んでしまいましたが、今度は観客の一人として観たい。これから真夏に突入しますが、皆さんも今日の感想を親しい人に話して何度も観て欲しい」と挨拶。この挨拶中に吉高が小声で「完璧!非の打ちどころがない挨拶」と言っているのを福山に明かされ、やはり天然ぶりを見せた。

 西谷監督は、「昨年の今頃はロケハンし、9月から過ぎていく夏を追いかけるように撮影していたので、またこうして夏を迎えられて嬉しい。TVドラマと映画の違いは意識してすみ分けていた。『ガリレオ』はTVシリーズのパッケージとして描き、映画は原作に忠実に描いた」と明かした。

P1220584.jpg この日の初日舞台挨拶は、撮影中、撮影外での福山について語り合うをテーマとし、光くんは以外にも撮影中の福山が「怖かった」と告白。だが、撮影後は「優しかった」ようで、福山は「役の関係を重視して、あえて距離を取っていた」とし、撮影終了後には「ワンピース」のプラモデルをプレゼントしたという。

 北村は現場では福山と一緒になっていないので、「湯川は“変人”だと言われているが、僕から言えるのはプライベートの福山さんの方が変人」と打ち明けると、吉高は「ステキな人」と持ち上げつつも、休憩中に福山が食べていたせんべいを隠したり、「大好きなあんこパンを食べられなかった時の顔が忘れられない」といったエピソードを披露し、仲の良さ(?)を窺わせた。

 西谷監督は、「前作の時は福山さんと役作りについてなど話し合いをしたが、今回はほとんどしなくてもいいくらい、福山さんの中で湯川が出来上がっていた。自分自身で進めて行ってくれたので、前作から進化していた」と評し、福山も「皆さんからのご要望があれば」と続編出演に意欲を見せ、「原作者の東野圭吾さんに皆さんから手紙を書いて盛り上げて下さい」とお願いする一幕もある、終始和やかな舞台挨拶となった。

 さて、どんな興行成績のスタートを切るか、この夏、前作を超えてくるのか注目される。



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