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東宝「ノルウェイの森」、“観てもらえればわかる”と松山ケンイチ

THE 初日舞台挨拶!

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東宝「ノルウェイの森」、“観てもらえればわかる”と松山ケンイチ

2010年12月11日

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 東宝配給「ノルウェイの森」の初日舞台挨拶が11日、東京のTOHOシネマズ スカラ座で行われ、トラン・アン・ユン監督、キャストの松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、玉山鉄二が登壇した。

 満席の観客の鑑賞後の余韻も冷めやらぬ中、トラン監督が「今日から日本での上映がはじまり、しかも世界で最初の上映ということで、ここいる全員にとって印象深い上映。この日を日本で迎えられて嬉しい、最も大切な日となりました」と初日の喜びを語り、「原作を読んですぐ映画化したいと思い、しかも日本語で、日本の役者で映画化したいと思ったので、他の国で公開される以上に感慨深い。日本の皆さんの響きが海外にも伝わっていくのではないか」と期待を寄せた。

 松山も「自分自身もこの日が来るのを凄く楽しみにしていました。観て頂いた皆さんのいろんな表情を見て、それぞれが感じてくれ、沢山の方に受け入れられる作品なんだなあと実感しています」と感想を述べ、「観てもらえればわかると思います。皆さんわかってるんだと思います。愛をテーマにした作品なので、世界の人たちにも受け入れられる、観ればわかる作品です」と胸を張った。

 菊地と水原は、「ノルウェイの森」カラーでもある赤、緑、黒の艶やかな着物姿で登場。菊地は「観終わった後に余韻を大切にしたい作品になっているのではないでしょうか。この作品は撮影に入る前から海外でも注目されていて、これから50ヵ国以上で公開されると言うことですが、監督の世界観で、文学的な素晴らしい映画になっているので皆さんの力で拡げていって欲しい」と挨拶。

 本作で演技初挑戦、映画初出演となった水原は終始緊張した面持ちで、「わからないことだらけでしたが、皆さん明るいくハッピーな方たちだったので、楽しんでやれました。私としてはやり切ったので満足しています。皆さん一人ずつ感想をお聞きしたい」と、初めての初日舞台挨拶を満喫している様子だった。

 そして、玉山は「原作が発売されてから20数年経ち、いま自分は30歳ですが、ギリギリ大学生を演じられるタイミングでこの作品に出演することが出来て、時間というものに感謝している」と思いを語った。

 最後に松山が、「いま皆さんはベストな愛し方をしていると思いますが、少しずつベストでなくなっていくかもしれない。でも、それは自分が成長し、愛が深くなっていくということ。この映画も皆さんの観方によってどんどん深くなっていくと思います。原作のように、ずっと隣りに置いておけるような、いい意味で皆さんにとっての自分の『ノルウェイの森』になって欲しい」と締め括った。

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