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山田洋次ミュージアム、12月15日オープン

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山田洋次ミュージアム、12月15日オープン

2012年12月14日

 「山田洋次ミュージアム」が、明日15日、東京・葛飾柴又にオープンする。

 同ミュージアムは、葛飾区観光文化センター内に従来からあった「葛飾柴又 寅さん記念館」をリニューアルし、併設する。

 同ミュージアムは、山田洋次監督50周年プロジェクトの一環。これまで『男はつらいよ』シリーズのDVDマガジンの発売に始まって、小津安二郎監督の名作の舞台化(『麦秋』『東京物語』)、そして『東京物語』をモチーフにした『東京家族』の映画化(2013年1月19日全国公開)を果たしており、同ミュージアムはプロジェクトの最後を締め括る記念事業となる。

 同ミュージアムは、8つのテーマで“山田洋次もう一つの世界”に出会うものだ。

 (1)エントランス=「フィルムメーカー山田洋次“もう一つの世界”」
 (2)テーマ1=「デビュー作から『男はつらいよ』誕生まで」
 (3)テーマ2=「家族」(家族の物語から幸せとは何かを問いかける)
 (4)シンボルオブジェ=フィルムよさらば
 (5)テーマ3=「立ち止まり振り返る」(過去を舞台に、日本人が大切にすべきモノとは。)
 (6)テーマ4=「教育とは」(学ぶこと、教えることの素晴らしさを描く)
 (7)テーマ5=「渥美清へのオマージュ」(亡くなった渥美清へのオマージュを捧ぐ)
 (8)山田洋次全作品予告編コーナー
 (9)テーマ6
=「時代劇三部作」(凛とした平侍の生きざまを描いた3作品を紹介)
 (10)テーマ7=「人々の苦難により添って」(「身につまされる映画」作りを信条とする山田監督。阪神淡路大震災、東日本大震災、2つの大惨事に日本人はどう向き合うべきか)
 (11)テーマ8=「名作に挑む」(市川崑監督『おとうと』、小津安二郎監督『東京物語』に挑んだ2作品)

 なお、今回のリニューアルに合わせ、「寅さん記念館」では、撮影スタジオ「朝日印刷所」を新装オープンした。

 開館時間:午前9時~午後5時。入場料:一般500円/児童・生徒300円/シルバー400円/団体400円。

(取締役会長:指田 洋)

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