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レポート:「第26回ATP賞テレビグランプリ2009」受賞式

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レポート:「第26回ATP賞テレビグランプリ2009」受賞式

2009年10月30日
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■最優秀賞(ドキュメンタリー部門)
BS世界のドキュメンタリー シリーズ
四川大地震 被災地は今「第2回李先生と30人の子どもたち」~紅白中心学校~
  テムジン・NHKエンタープライズ/NHK BS-1


●テムジン・米本直樹ディレクター
 「この企画を担当することになって、正直あまり自信がありませんでしたし、そもそもどう接したら良いのか悩んでいました。でも取材を進めるうちに、本当に不条理な世界の中にいくつもの貴重な発見がありました。人と人との深いつながりだったり、愛する人を突然亡くしてしまうという本当に大きな悲しみが次々と目の前に出てきます。もしかすると日常生きている中ではそういった体験や感情はあまり出てこないことかもしれないですけど、とても普遍的な人間の姿だと思ってどんどん取材を突き進んでいきました。」



■最優秀賞(情報バラエティ部門)
「笑劇開演~小林賢太郎テレビ~」                      .
  NHKエンタープライズ/NHK BS-hi


●小林賢太郎(ビデオメッセージ)
 「僕は普段舞台で活動していますが、テレビというアウェーの世界でこういった結果にたどり着くことができたことに本当に驚いています。テレビという僕にとって極めて新鮮なメディアで何か新しい挑戦ができたら良いなと思っています。」


●NHKエンタープライズ・小澤寛チーフ・ディレクター
 「良く分からない、今まで見たことがないテレビ番組を作ろうと思って作りました。それがこのような評価を受けたことを大変嬉しく思っております。『小林賢太郎テレビ』第2弾、第3弾という機会がありましたら、まだまだテレビメディアが面白く、色々なことができ、びっくりさせる、新しい試みをしていきたいと思っています。」
■最優秀賞(ドラマ部門)
連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」                         .
  東阪企画/WOWOW


●麻生学監督
 「限られたスタッフと予算の中で、俳優も裏方も知恵を絞り合ってきました。特に本上まなみさんに至っては、全5話を1日で撮っているとか、ものすごい過酷な状況の中で、俳優もスタッフもやり尽くした感があります。それを認めてくださった皆様に心から感謝しまして、この作品に携わった皆でこの賞のありがたさを分かち合いたいと思っています。」

●仲村トオル(主演)
 「今麻生監督が『過酷な現場』とおっしゃいましたが、僕の記憶の中ではものすごい楽な現場で、スタッフの方たちが本当に無駄のないスピーディーな動きで仕事を進めてくださって毎日巻いて終わりましたし、本番でNGが出ることもほとんどありませんでした。そういう現場で、こんな素晴らしい賞を頂いて、勘違いしないように気を付けたいと思います。」
 この3作品で投票が行われ、それぞれの投票結果は・・・
 「李先生と30人の子どもたち」17票 / 「小林賢太郎テレビ」21票 / 「空飛ぶタイヤ」59票
 以上により今年度の「グランプリ」は…

「空飛ぶタイヤ」(ドラマ部門)
   

●WOWOW・青木泰憲チーフプロデューサー
 「製作現場に近い方々が評価してくださったことに本当に嬉しく思います。このドラマは“コンプライアンス”というテーマがありますが、それよりも一番伝えたかったのが事故に関わってしまったそれぞれの立場の人間ドラマの生き様、葛藤です。『連続ドラマW』は本当に放送して良かったと思っているので、引き続きATPの皆さんのご支援を頂きたいと思います。」

●仲村トオル
 「先ほどこの受賞で『勘違いしないように気を付けます』と言いましたが、一番大きな賞をもらってしまったので、これから先、現場で皆さんと擦れ違ったりお会いしたときに、僕の態度が少し大きくなっていても、しばらくの間は見逃してください。」

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