閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

『サヨナラの~』主演H・スワンク来日会見

【FREE】『サヨナラの~』主演H・スワンク来日会見

2015年10月24日
『サヨナラの代わりに』ヒラリー・スワンク来日会見 『サヨナラの代わりに』ヒラリー・スワンク来日会見

 キノフィルムズ配給『サヨナラの代わりに』の主演ヒラリー・スワンクが、22日から開催中の第28回東京国際映画祭での上映に合わせて10年ぶりに来日した。23日午前、来日会見が港区・六本木ヒルズ森タワーで実施された。

 スワンクは、アカデミー賞主演女優賞を99年『ボーイズ・ドント・クライ』、04年『ミリオンダラー・ベイビー』で2度受賞した経歴を持つ。彼女は同作で主演を務めるのみならず、プロデューサーも兼任。共演のエミー・ロッサム(『オペラ座の怪人』)のキャスティングにも携わったという。

 難病「筋委縮性側索硬化症/ALS」を発症する35歳の女性ケイト(スワンク)。ミュージシャンになる夢に挫折し目標もなく気まぐれに生きていた大学生のベック(ロッサム)。彼女たちが出会うことで動き出す物語を描く。

 日本語で「こんにちは」と笑顔で挨拶しながら登場したスワンク。「友情と愛情の物語。人生は短い。だからこそ一瞬一瞬を懸命に生きることが大事だと感じてプロデュースするに至った」と製作の動機を明かした。ロッサムの起用については「ベック役はオーディションを通して決めた。当日は別の撮影が入っておりその場にいられなかったが、オーディションテープを観た時、ロッサムはベックの持つ自由奔放さ、スピリット、本質を掴んでいると感じた。(実際に)共演しても本当に素晴らしかった」とコメントした。11月7日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショーされる。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。