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東宝+アスミック『エヴェレスト』完成会見

【FREE】東宝+アスミック『エヴェレスト』完成会見

2015年12月17日
 東宝+アスミック・エース配給『エヴェレスト 神々の山嶺』の完成報告会見が14日、東京・元赤坂の明治記念館で行われ、平山秀幸監督、出演の岡田准一、阿部寛、尾野真千子が出席した。

 同作は、全世界で翻訳され大ベストセラーになっている夢枕獏著「神々の山嶺(いただき)」を壮大なスケールで映画化したスペクタクル感動超大作。実際に現地ネパール・エヴェレストに飛び、高度5200m付近やカトマンズで撮影を行った。エヴェレスト史上最大の謎を追う野心家のカメラマン・深町を演じた岡田は「本当に自分はカメラと登山をもともとやっていたので、この作品に出会う為にカメラや登山をやっていたのかな、と運命を感じた作品。力強い気高い作品に仕上がっている」と語り、孤高の天才クライマー・羽生を演じた阿部は「羽生という役は自分にとってとてもハードルが高かったが、エヴェレストの5200mまで行って撮影できたことがすごく良かった。かなりハードな撮影だったので生きている事が嬉しかった」と撮影の過酷さを振り返った。

 ヒロイン・涼子を演じた尾野は「貴重な体験ができたことを嬉しく思う。この作品が出来て、改めて観て、もっと感情が湧いてきた」と作品への思い入れの強さを述べ、平山監督は「日本人スタッフとキャスト、合わせて30人くらいのクルーで、撮影場所5200m地点まで行って撮影してきた。どんな事が起こるかまったく想像できない中での撮影だったが、文字通り命を削ってというか、本当に今キャストの3人とこの場にいられるのが奇跡のような気がする」と阿部と同様に厳しかった撮影時の状況に触れた。公開は3月12日(土)より全国ロードショー。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。